2019年3月30日土曜日

イチョウ葉エキス

スカベンジャー、第3弾はイチョウ葉エキスです。

イチョウ葉エキスには30種類のフラボノイドが含まれ、なかでも6種類の二重フラボノイドの抗酸化作用は強力です。
二重フラボノイドは、2つのフラボノイドが重なった成分で、それだけ活性酸素の除去能力を有するからです。

フラボノイドが働く場所は、とりわけ血管(なかでも毛細血管)です。血管の材料であるコラーゲン、血管の弾力性を維持するエラスチンの酸化を抑制し、結果として血流を改善します。

なかでも脳動脈の血流を促進させることから、記憶力の低下の抑制、アルツ ハイマー予防に効果があると言われています。
それ以外では、糖尿病性網膜症、耳鳴り、めまいの改善が期待できます。

イチョウ葉エキスはインスリン分泌にも影響を及ぼすため、糖尿病のある場合には医師と相談してから使用したほうがよいでしょう。
また、抗血液凝固促進作用があり、アスピリン(抗血液凝固作用)との併用には注意が必要です。 

2019年3月22日金曜日

松樹皮エキス

抗酸化サプリメント、αリポ酸の次は松樹皮エキス。

これは、フランス南部で生育する海岸松樹皮からの抽出物。多くのサプリメントは、ピクノジェノール(スイス・ホーファーリサーチ社の商標)の名前で販売されています。

OPC(オリゴメリック・プロシアニジン)ともいいます。

松樹皮エキスには40種類以上のフラボノイドが含まれ、強力な抗酸化作用を持ちます。
また、αリポ酸同様に、ビタミンCやビタミンE、さらにコエンザイムQ10の働きを助け、再生します。

とりわけ、血管に対してはすぐれた効用が判明しています。老化した血管を若返らせるほどの薬効を持っています。
さまざまな症状にも対応しますが、なかでも子宮内膜症や月経困難症など、女性特有の症状の改善に効果があると言われています。

私が知るかぎり、国内ではDHC社から販売されています。
小林製薬からは、ピクノジェノールと還元型コエンザイムQ10をミックスしたサプリメントが販売されています。
そんなに高くはありません。

2019年3月15日金曜日

α リポ酸

今回から、がん予防に効果があると思われるサプリメントを見ていきます。
琉球温熱では扱っているカテゴリーは随分前に取り上げているので、それ以外のものを紹介します。

がんを予防の大きな柱は活性酸素対策です。そこで、抗酸化作用が期待できる栄養素を摂取する必要があります。分子栄養学の大家、三石巌氏は、それをスカベンジャーと名付けました。
抗酸化作用があるサプリメントといえば、まずはビタミンC(水溶性)とビタミンE(脂溶性)です。
この2つは、抗酸化サプリメントの基本中の基本ともいえるでしょう。

それを前提に、プラスするといいのはαリポ酸

αリポ酸は、それ自体も強い抗酸化作用を持ちます。
が、それだけではなく、ビタミンCやビタミンEを復元し、血清濃度を維持する働きがあります。
ビタミンCとビタミンEを再生するということは、水溶性にも脂溶性にも働きかける能力を持つということです。

そういう意味で、αリポ酸はかなりのすぐれモノです。 

αリポ酸のもう一つの顔として、糖質代謝を促進して、2型糖尿病の症状を改善する(インスリン抵抗性の改善)ことが期待できます。
ヨーロッパでは、広く医薬品として用いられています。 

αリポ酸は反応性が高い物質です。反応性が高いとは、他の物質と化学反応を起こして、その物質自体が変化しやすいということです。
そのため、αリポ酸の摂取は、他の食物と反応しやすい食後ではなく、空腹時に飲むのがベターです。

推奨量は、1日に50~100mgです。


2019年3月8日金曜日

50代の読書

最近、世俗的で現代とマッチする小説を読みます。
そのなかで、垣谷美雨さんの作品が楽しく読破できます。
登場人物の年代が近いので、親しみが湧くのでしょう。

左の『老後の~』は、それほど蓄えが潤沢ではない50代夫婦が主人公。
見栄や世間体にこだわるあまり、娘のために分不相応な結婚式の援助をして数百万円を使ってしまう。
親の葬式には、同じ理由で祭壇や棺桶のランクを引き上げてしまい、あっという間に大金が飛んでいってしまう。
そうこうするうち、老後の資金も底をつき始め、「さあ、どうする」といった話。


何にお金を使おうが自由ですが、そのうちの少しでも良い食材やサプリメントに回すことができれば、間違いなく健康になるでしょう。



右の『 if 』は、「もしもあのときに戻って、そこからやり直せたら」の if
末期がん患者4人の物語。余命いくばくもない状況で、「あのとき」のことが悔やんでも悔やみきれず、もう1回やり直したい。では、実際にそれを叶えてみましょう。
そして、実際にやり直してみたら・・・(部分的にファンタジーです)。


残念ながら、がんになってしまった、という後悔のことではありません。
そんな内容では、小説としては面白くないでしょう。
けれども20年前に戻って、そこから予防に取り組んでいれば、この4人は多分がんには罹らなかったはずです。


強引な持っていき方ですが、次回のブログから、がんの予防に効果があると思われるサプリメントを紹介します。


余談です。垣谷さんの作品に『夫の墓には入りません』というのがあります。
私も、そう言われないように努力しなければ。

2019年3月2日土曜日

安全なベーコン

昨年、東京で開催した栄養学講習で糖質制限食を取り上げました。糖質制限食を成功させるアイテムは、糖質は少なく、タンパク質と脂質が豊富な食材です。
それは例えば、卵、牛や豚のバラ肉、またはロース、お魚全般、バター、チーズ、ナッツ類などが該当します。

その中の一つにベーコンが登場しました。
ベーコン40当たりの糖質は、わずか0.1g。それに対してタンパク質は5.2g、脂質は15.2g含まれます。
ベーコン卵は、朝食の定番メニュー。糖質制限食にはピッタリのようにも思えます。

が、ベーコンの不安要素は亜硝酸塩。前々回のブログで取り上げた発色剤です。
見た目の鮮やかさを保持するために、ほとんどすべての商品に亜硝酸塩が使用されています。
では、亜硝酸塩不使用の商品はあるのでしょうか。



探してみたら・・・・・ありました。亜硝酸ナトリウム不使用の商品が。
近くの大型スーパーで見つけたのは、信州ハムのベーコン
これ一つだけ。あとは全滅でした。

信州ハムは、かなり健康に配慮した商品を作ることで知られています。
信州ハム以外にも、日本ハムやイオンPB(プライベートブランド)の一部に、亜硝酸塩不使用の商品があると聞いています。


では、それ以外の商品は発がんのリスクが高いのかというと、そうとも言えません。
ビタミンCがニトロソアミンの発生を抑えることを前回のブログで記しました。それもあり、亜硝酸塩を使用している商品のほとんどにはビタミンCが添加されています。

ただし、添加されているビタミンCで、ニトロソアミンの発生を抑えるに十分な量かどうかは分かりません。心配な人は、食後にサプリメントでビタミンCを摂取した方がよいでしょう。


あくまでも、より安全を求める人は、信州ハムの商品を探してみてください。
信州ハム以外では、日本ハムやイオンのPB(プライベートブランド)商品の一部に亜硝酸塩不使用のものがあると聞いています。