2018年11月23日金曜日

分子栄養学講習 in 東京③

糖質制限食のポイント、続きです。
糖質を大幅にカットしたカロリーを補う「別のもの」といっても、タンパク質と脂質しかありません。
結論から言うと、その分のカロリーをタンパク質で補うのは、事実上困難です。
ということは、大部分を脂質でカバーすることになります

そうはいっても、脂質は何でもかんでも摂ればよいというものではありません。
マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸、脂質の種類にかかわらず酸化した油は、もってのほかです。

大豆油、コーン油、菜種油などに含まれ、家庭や外食でもっとも多く使用されるのがリノール酸という脂質です。
これは適量は必要な油ですが、現代では適量をはるかに超えて過剰に摂取している人がほとんどです。過剰に摂ると、がんや炎症、アレルギーなどを促進してしまいます。
ですから、これも糖質制限食には積極的に使えません。

つまり、これらのものを除いた脂質、飽和脂肪酸(中鎖脂肪酸を含む)やEPA、オリーブオイルなどを中心にカロリー数を積み上げていくことになります。
こうなると細部にわたって学習が行き届いていなければいけません。
糖質制限食を成功させるのは簡単ではないことは、勉強すればするほど痛感します。

だからこそ、今回の講習で時間を割いて取り組みました。
学習した加盟店オーナーにおかれましては、ぜひ患者さんにも紹介していただきたいと願っています。


糖質制限食を学習し終えたあとは、「サプリメント・上級編」「食事・上級編」をおさらいして講習は終了。

昨年2月から5回にわたって開催しましたが、かなり掘り下げた内容まで到達したという実感があるので、東京会場での講習はひと区切り。
来年は違う形での勉強会を継続できないか検討中です。

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