2018年11月20日火曜日

分子栄養学講習 in 東京②

糖尿病、血糖値スパイク、低血糖症の学習を踏まえて、今回の大きな柱である糖質制限食を掘り下げてみました。
大きなブームとなっている糖質制限食ですが、ダイエットだけではなく、上記の症状にも有効です。というよりも必須だと言えるかもしれません。

長らく糖尿病の食事療法としてカロリー制限が用いられてきました。実際に今でも、病院での食事指導はカロリー制限が主流であることに変わりありません。
しかし、血糖値を上げるのは糖質のみです。徹底的にセーブするべきは糖質です。
カロリー制限をしてしまっては、大切なタンパク質までその影響を被ってしまいます。

何より糖質制限食は、がんの食事療法としても期待を寄せることができます。
がん細胞の唯一のエネルギー源(エサ)はブドウ糖だからです。
ほとんどの加盟店には、がん患者さんが温熱施療を受けに通っています。講習で糖質制限食を取り上げたのは、その方たちの強力な援軍にしていただくためです。

「がん細胞の唯一のエサ、ブドウ糖(糖質)を断てばがんは広がらない」と理屈は明快ですが、いざ実践に移すと一筋縄ではいきません。
糖質を大幅にカットした分、別のもので補わないとカロリー不足、つまりエネルギー不足になってしまいます。
エネルギー不足では免疫を含めたすべての代謝レベルが低下します。これでは病気には勝てません。

じっさいにダイエット等の目的で糖質制限食を行っても、かえって体調が悪くなってしまったという声をしばしば耳にします。おそらくエネルギー不足が原因ではないかと推測しています。
糖質制限食は、見よう見まねでやってしまうと失敗する可能性が高くなります。十分すぎるくらいに勉強し、正確な知識を得てから実行する必要があります。
(つづく)

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