2018年11月16日金曜日

分子栄養学講習 in 東京 ①

 11日(日)~12日(月)の2日間、都内にて分子栄養学集中講習を行いました。昨年2月から始めて今回が5回目です。
 このような講習の常として、参加人数は次第に絞られてはきます。それでも向上心旺盛な加盟店オーナーが集まり、一段と掘り下げた勉強をする時間が持てました。

前半は、あらためて糖尿病の学習から。関連して血糖値スパイク(グルコーススパイク)、低血糖症について。

 一般的な糖尿病の常識と併せて知っておくべきことは「糖化」です。糖化は、糖(そのほとんどはブドウ糖)がタンパク質と結合した状態のことです。
 糖は元々タンパク質とくっつきやすい性質を持っています。すると、くっつかれたタンパク質はその本来の機能を果たさなくなります。
 その状態が進むと、リウマチや多発性硬化症、全身性エリデマトーデスなどの自己免疫性疾患の一因になるという見解もあります。

血糖値スパイクは、食後に起こる急激な血糖値の上昇のことです。より正確にいうと、空腹時と食後の血糖値の差が大きいことです。
これがあると、比較的太い血管を傷つけて、最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞、足の壊疽(えそ)を引き起こします。恒常的に血糖値が高いことよりも危険である、という見方もあります。
血糖値スパイクは、食後2~3時間経つと元の血糖値に戻るため、健康診断の「空腹時血糖値」はもちろん、「Hg(ヘモグロビン)Ac」では異常は見つかりません。2時間糖負荷検査で、ある程度分かります。

低血糖症はたんに血糖値が低いことではなく、血糖値の上昇下降を繰り返し、血糖値が安定しないことをいいます。この状態は自律神経やホルモンバランスを崩し、メンタルをはじめ、さまざまな不調の原因になります。
 問題は、低血糖症が医師など医療現場でもまだまだ認識されず、「うつ」や「過労」などと診断されてしまうことです。

 臨床で分子栄養学を用いた治療を行う溝口徹氏(新宿溝口クリニック)は、メンタル系の疾患の場合、まず低血糖症の改善治療に取り組んでいます。
必要な栄養素を大量摂取する一方で「糖質制限食」を組み込みます。
(つづく)

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