2018年11月9日金曜日

読書の秋②

 私が地元の図書館をよく利用することは、以前書きました。自宅から車で3分程の場所にあるので大変便利です。
 実際にはそこの蔵書を借りるよりも、県内他館から取り寄せる方が頻繁です。とにかく使い倒しています。


 最近借りた本のなかで読後感がよかった本が1冊。
 タイトルとストーリーは、それほど結びついていません。  主人公は45歳、女性、服飾デザイナー。仕事の岐路に立たされた場面で、現実に迎合して生計を優先させる道を選ぶか、それとも本当に自分が好きでやってきたこと、これからもし続けたいことを選ぶか、この2つのはざまで思いめぐらす姿を描いています。

 私は主人公よりは多少年齢が上回っていますが、「これからどういう道を歩むか」を考えるときのヒントになったかもしれません。




 これは買ったものですが、先月の出張時に携帯したのは、この本。

 第155回芥川賞受賞作。最近文庫化されたので、カバンにしのばせて飛行機や地下鉄の中で目を通しました。
 文章そのものは平易でサッと読み通せるのですが・・・。「感想は?」と聞かれると、一瞬口を閉ざしてしまいます。

 ただ言えるのは、世の中には価値観、職業感、死生観等が違う多様な人がいるということ。
 そして、90数パーセントの人とは違う言動や生き方をしているというだけで、その人が異端であり、世の中から外れていると見なしてしまうならば、その発想はやはり短絡的だな、とあらためて思いました。

「自分らしく」生きにくい社会なんでしょうかねぇ。



  明日からは東京へ出張。那覇と羽田の往復、および都内の電車内は、読書のための貴重な時間です。
 携帯するのは、この本。

 20年くらい前に読みましたが、先日、神戸空港の書店でたまたま見つけたので買いました。
 今は「勝つ」とか「負ける」とか考えて日々仕事をしてはいませんが、歳月を置いて同じ本を読んだ時に、同じ歳月を過ごした自身の年輪を見定めることができます。
 そんなことを考えながら、気楽に目を通してみます。



 栄養学や生理学の本は出てきませんでしたが、そればっかりではダメです。世界が広がりません。

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