2018年11月5日月曜日

人はもともと何を食べてきたのか

4か月前に愛犬チョコが仲間に加わってから、そんなことをふと考えたりします。

人も犬も哺乳類。犬の消化器官は、食道にはじまって、胃、小腸、大腸を経て肛門へと至ります。
膵臓や肝臓もあり、人と大きく違いありません。

違いがあるとすれば、口腔で糖質を分解する酵素がつくられないこと。以前にも書きましたが、犬は糖質を栄養素(エネルギー)として使えません。

その分まで、たんぱく質がより大切になってきます。


振りかえって、人の主食は炭水化物(糖質)ということになっています。日本人の場合、総カロリーの約60%を炭水化物でまかなっています。
残りの約40%が、たんぱく質と脂質です。

しかし、人類は本当に炭水化物を主食としてきたのでしょうか。人類の起源からは400万年とも600万年とも言われています。
その中で、米や麦をつくるようになってから、まだ1万年足らず。日本に限って言えば、稲作文化が広がったのは縄文時代の終わり、2千数百年前に過ぎません。


つまり、人類が誕生してから99%以上の間は、炭水化物以外のものでカロリーの大部分を摂取していたことが推測されます。
狩猟による肉類や沿岸部での貝類など、たんぱく質や脂質のウエイトは今よりはるかに高かったのではないでしょうか。

じつはこの考え方が、大トレンドになっている糖質制限食を支持する意見の根底にあります。
目前に迫った東京での分子栄養学講習では、たんなるトレンド追いではなく、がんや糖尿病の食事療法にも耐えうる糖質制限を追求したいと考えています。

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