2018年7月17日火曜日

人も犬も「予防にまさるものはなし」②

犬の栄養学を学習していくと、さまざまなことが分かってきました。

ドッグフードの原材料表記を見ると、人の食品には必ず表記義務がある、タンパク質、脂質、炭水化物の含有量のうち、炭水化物が抜けています。
※灰分とはミネラルのことです。

どういうことなのか、調べてみると、

・犬は炭水化物(糖質)の消化酵素アミラーゼを持たない。したがって、糖質を消化することはできず、糖質が含まれていても犬の栄養にはほとんどならない。
そのため、表記義務から外されているのでしょう。

その代わりに重要になってくるのが、タンパク質。タンパク質は大量に大量に必要です。
なんだか分子栄養学とあまり変わりません。

少し違うのは、
・犬にとっての必須アミノ酸は、人の9種類にアルギニンを加えた10種類であること。
消化率がよいのは肉や魚の動物性タンパク質で、植物性タンパク質の消化率は極端に落ちる。

驚いたのは、肉や魚よりも消化率にすぐれるのはであること。

しかも、卵はほぼ糖質ゼロ(60g中、わずか0.2g)の食品ですので、その点でも犬向きです。

さらに、卵にはビタミンCを除くすべてのビタミン、およびミネラルが含まれます
そのビタミンCは、犬の場合は体内で適量を合成できるので問題ありません。
(霊長類を除く哺乳類は、ビタミンCを自ら合成できます)

ただし、生卵は厳禁。卵白に含まれるアビジンという成分が、ビタミンB群の一つビオチンの吸収を阻害するからです。
これは、人の場合も同じです。


現在のご飯は、卵1個を1日3回に分けてそぼろ状にして、ドッグフード(これも商品を吟味中)に混ぜています。


もう一つ大切なのがカルシウム。カルシウムは、体重1kg当たり100~120mgグラムくらい必要だと言われています。愛犬は今1.3kgなので、130~150mgくらい必要です。
ちなみに、成人男性の推奨量が1日600mgなので、体重当たりにすると10倍強になります。

そこで、カルシウム豊富な卵の殻を煮沸殺菌したのち粉砕し、粉にしたものをそぼろ卵にホンの少量混ぜることを始めました。
煮沸しないと、サルモネラ菌、もしくは次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤が残留している可能性があります。

殻のカルシウムは吸収にすぐれ、これは人にも有効だという研究もあります。

ちなみに、Mサイズ卵の殻1個分には約2g(2000mg)のカルシウムが含まれます。



愛犬チョコは、ヒトの年齢に直すと2歳未満。今から栄養に配慮した食事を与えてあげれば、病気をせずに長生きするでしょう。
長寿も大切ですが、なにより病気をしないでほしいと願います。
(リラックスし過ぎ)

安価なドッグフードに比べればコストも手間ひまも掛かりますが、つまるところ、それは高額な医療費が不要になります。
その考え方は、人とまったく同じです。


そんな気持ちを知ってか知らずか、チョコは幸せそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿