2018年5月30日水曜日

分子栄養学講習②

講習初日終了後は恒例の懇親会。3時間近く、それぞれ思いのたけを語りまくり、または笑い飛ばし、翌日への鋭気を養いました。
分子栄養学講習・実践編。2日目の大きなテーマは、メンタルおよび脳の疾患について。
具体的には、うつ、パニック障害、自律神経失調症、統合失調症、認知症、パーキンソン病、てんかん、などです。

琉球温熱療法院にいらっしゃる方の疾患は、がんや糖尿病、または高血圧や動脈硬化、動脈硬化が引き金の心臓病や脳卒中といったものが多数を占めます。
メンタル疾患というと、ややもすると縁遠いようにも感じます。

しかし、アメリカを源流とする栄養療法(オーソモレキュラー)は、そもそもは精神疾患の治療から始まり、領域を広げてきたという歴史があります。
その理由はわかりません。これは私の推測ですが、がんや糖尿病が紛れもなく全身病であるのに対して、脳という限定された部位の疾患のため栄養摂取の効き目が出やすいのではないでしょうか。

メンタル疾患に必要な栄養素は、タンパク質(なかでも、うつ・パニック障害の場合は、必須アミノ酸であるトリプトファン)、初日に勉強したビタミンB群(とくにB6は大切)がまず挙げられます。
疾患によっては、これにコレステロール、ビタミンE、亜鉛といった栄養素が加わります。

前回(昨年11月)と今回の講習で「血液検査表の分子栄養学的な読み解き方」を学習していますが、これを使えば上記の栄養素はすべて、その過不足を推定することができます。
講習を受講してマスターした方は、メンタル疾患のエキスパートへの第一歩を踏み出した、と言えるでしょう。



もちろん、温熱療法もメンタル疾患と無関係ではありません
メンタル疾患を抱えている方のほとんどは、ストレスや不眠などで自律神経のバランスを崩して、交感神経が優位になっています。交感神経が優位な状態では、血管は収縮して血流が滞ります。
つまり冷えがあるということです。「冷えは万病の元」はここでも当てはまります。

また、アルツハイマー型認知症のように、血流の悪化が症状を促進していると考えられる疾患もあります。
そして何より、上に挙げた栄養素も、毛細血管を流れて末端の細胞までしっかり届かなければ効果半減になってしまいます

メンタルおよび脳の疾患においても「熱と栄養」がカギであることに変わりありません。

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