2018年3月3日土曜日

慢性腎臓病

一昨日は、めずらしく雲一つない日本晴れでした。
写真は、住まいがある西原町のダイヤモンドヘッド(?)、西原タッチューです。
タッチューは、本土の方には馴染みがないと思いますが、先端がとがった(山)というような意味です。
有名なのは、伊江島タッチューです。







もう少し、腎臓の話を続けます。腎臓では血液を材料にして尿をつくります。
言い替えれば、血液から赤血球、アミノ酸など人体に必要なものを残し、老廃物など不要なものを排泄します。それが尿です。
これを担うのが、腎臓にある糸球体という器官です。糸球体は、その大きさがわずか0.1~0.2mmくらいで、左右に約100万個ずつ、計200万個もあります。

あまりにも小さいからなのか、その写真を見る機会はありませんでしたが、先日NHK・Eテレ「慢性腎臓病」の番組中で、鮮明な写真を映していました。

これが0.1~0.2mmというのですから、やはり人体には驚くばかりです。

この糸球体は、一度壊れてしまうと再生されることはありません。左右合わせて200万個もあるため、少々壊れても、残った糸球体の働きによって老廃物を除去することは可能です。
しかし、糸球体の破壊が進むとその機能が低下して、血液は老廃物を含んだまま体内に蓄積していきます。

腎機能が低下すると、たんぱくが尿に混じることがあります。
腎臓は、たんぱく(アミノ酸)など体に必要なものは、何回も使えるように再吸収します。しかし糸球体の破壊が進むと、この機能も低下してアミノ酸が尿中に漏れ出てしまいます。
これは、タンパク質をしっかりキープしたい分子栄養学の立場からすれば、由々しき事態です。
このように、腎臓の機能が徐々に低下し、全身にさまざまな影響が出る症状を慢性腎臓病といいます。
慢性腎臓病の原因もさまざまですが、なかでも糖尿病高血圧が大きなリスク要因と言われています。
腎臓は血圧を調整する働きも担っていますので、高血圧が慢性腎臓病を引き起こすと、それがまた高血圧を悪化させるという悪循環の恐れもあります。
結局は、普段からの予防だとしか言いようがありません。

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