2018年1月9日火曜日

全は一 一は全

こんにちは。この年末年始は新しい書物は手に取らず、今までに読んだ本を数冊読み返しました。
この読み返しは非常に大切です。「こんなこと書いてあったっけ?」と、まったく思い出せないくらい忘れていることが多々ありますので。

読み返したうちの1冊がこれです。

著者の溝口氏は、2003年、日本で初めての栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設しています。
以来、分子栄養学に基づいた栄養療法で、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたっています。

「血液検査表から栄養素の過不足を読み取る」というのも、溝口氏が先駆者の1人のようです。
2001年、溝口氏は下の本を出版し、その中に実際の血液検査表を用いた症例を数多く掲載しました。

が、これは衝撃度が大きく、どういう問題があったのかは知りませんが、2006年4月に絶版になってしまいました。
現在、中古市場では1万を超える価格で取引されています。(ちなみに私は、4年前に4,184円で購入できました)

『脳の栄養不足~』に戻ります。この本では、脳の若さを保つための栄養素、逆に脳の老化を促進させてしまう食品や油などを紹介しています。
その中に、分子栄養療法の基本的な考え方を平易に記述している箇所がありましたので、抜粋してみます。

 分子整合栄養医学に基づく栄養療法(分子整合栄養療法)でもっとも特徴的なのは、私たちの身体は食べ物によってその生命を維持している、ということを前提にしているところにある。
(中略)身体中の臓器が必要とする栄養を供給しているのは食べ物である。だから、食べているものが種類、量、バランスといった面で理想的なものであれば、身体も理想的なものになるはずなのだ。

 身体には60兆もの細胞があるわけだが、健康であるためには、その細胞一つひとつの状態がよく、もっている機能を十分に発揮する必要がある。
(中略)ここまでくれば、なぜ栄養療法が有効なのかおわかりだろう。身体の原点である細胞に働きかける。そう、その一点がほかの治療法との大きな違いであり、栄養療法の有効性を示すものなのだ。

 分子「整合」と書いてあるのは、細胞が求めている各栄養素の最適量を、食品から、あるいはサプリメントを使って「整合」する、という意味です。
 つまり、体の不調は細胞の不調から、健康レベルを上げていくためには細胞の栄養レベルを上げなければダメだ、ということです。

 全は一、一は全。

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