2018年1月31日水曜日

たんぱく質なしでは生きられない!


2週間ほど前のブログにコスモスの写真を載せましたが、本当の見ごろは今でした。
ということで、もっといい写真を。




下のフレーズを見てください。
「私たちは”たんぱく質”なしでは生きられない!」
なんか、いいですね。
私たちの体はタンパク質でできている、といったフレーズはよく使いますが、「~なしでは生きられない」の方がずっとインパクトがあって人に伝わりそうです。
このフレーズ、研修や講習で使わせて(パクらせて)いただきます。

ちなみに写真は、FANCLの機関誌『元気生活』最新号のページです。通販を利用していない人でも全国のFANCLショップで入手できます。

タイトルの次のページにあるのが下のグラフです。
由々しき事態となっています。

別の資料でのグラフです。
20世紀終わりから、男女を問わず、右肩下がりにタンパク質の摂取量が減少しています。

この原因ははっきりとは分かっていませんが、考えられるのはダイエットではないでしょうか。
3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)を無分別に減量してしまうと、当然このような結果になります。カロリー中心の栄養管理から抜け出していないということです。

ただ、FANCLのグラフをよく見ると、ここ数年は持ち直しているのがわかります。
これも推測ですが、糖質制限ダイエットがブームになっているのが理由ではないでしょうか。
糖質を減らした分までタンパク質を摂る必要があるからです。

糖質制限ダイエットを推奨しているわけではありませんが、古典的なダイエットに比べれば数段すぐれています。
それでも見よう見まねではなく、しっかり学習してから始めてください。

2018年1月26日金曜日

とんぺい焼き

こんにちは。先日、那覇市内の福州園を訪れました。
私の好きな日本庭園ではありませんが、想像以上に広く、立派な中国式庭園です。池にはコイも泳いでいます。

梅の花が咲くというので期待しましたが、まだ3分咲き。ですが中国原産のコウシンバラ(写真下)などがキレイでした。
とても緑ゆたかで、都会のオアシスです。市内中心部の久茂地交差点からすぐとは、とても思えません。



自宅に戻り、調子にのって、もやしレシピの第2弾にチャレンジ!
もやしたっぷりの、とん平焼き。とん平焼きの「とん」は豚のことですので、豚バラ肉も入ります。

が、つくってはみたものの、とても人に見せられるような見栄えではありません。
卵で包むというのは上級ワザ。私には、まだまだ早すぎます。
そこで完成品の写真はウェブサイトから。
中身がもやしであるだけで、見た目はオムレツと変わりません。
上にかけてあるのは、ケチャップではなく、お好みソースとマヨネーズ、つまりお好み焼き風ということです。
卵は、2人分で3~4個使います。たんぱく質もしっかり摂れます。



もやしの保存期間は1~2日が関の山。
ただし、やり方次第では引き延ばすこともできます。

1.水に浸す
 ボールやタッパーに水を入れて、ラップか蓋をします。
 毎日水を替えることによって3~5日くらいは使えます。
 この方法では、水溶性のビタミン、つまりビタミンCとビタミンB群は流れ出てしまいます。とはいえ、前回のブログで書いたように、CとB群の含有量はきわめて少ないので、あまり気にする必要はないかもしれません。

2.冷凍保存
 茹でたもやしを冷まして、水気をしぼってラップに小分けにして冷凍庫で保存します。
 色が変化したり、味も若干落ちますが、この方法だと2~3週間くらい長持ちします。
 まとめ買いしたときには、買ってきた状態で袋のまま冷凍しても問題ありません。

2018年1月21日日曜日

ナムル

おはようございます。
今回も癒しの写真から。
知念岬でのひとコマです。
日本人も、中国人も、韓国人も、観光客はみんな、猫を起こさないように静~かに横を歩いていました。



人間の世界はというと、野菜がとんでもなく高騰して大変なことになっていますが、この平和な猫はそんなこと多分知らないはずです。

野菜の値段が上がったときの頼みの綱はもやし
というわけで、はじめてナムルをつくりました。
かんたんレシピが、また一つ加わりました。

もやしに含まれるおもな栄養素です。

タンパク質   (3.3)
ビタミンB1   (0.09)
ビタミンB2   (0.07)
ビタミンC    (5.0)
カルシウム   (23)
マグネシウム   (23)
        (0.5)
食物繊維     (2.3)

カッコ内は100gあたりの量。単位は、タンパク質と食物繊維がg、それ以外はmgです。

ビタミンについては ”スズメの涙” といった感じですが、それ以外は足し算の一つに加えてもよい含有量ともいえるでしょう(あくまでも足し算の一つということをお忘れなく)。

2018年1月17日水曜日

卵の白身8個

こんにちは。近くにあるコスモス畑が見ごろを迎えています。
沖縄では、秋桜ならぬ冬桜です(山口百恵もビックリ!?)



下は、新聞のスポーツ面。沖縄よりも暖かそうなグアムからの記事。
ソフトバンクホークスの主砲、柳田選手の自主トレの様子です。

注目すべきは、その下の段。
毎朝、卵の白身8個!

福山雅治が、やはり卵の白身を10個ずつ食べるという話を聞いたことがありますが(真偽のほどは分かりません)、分子栄養学を学んだ人からアドバイスを受けているのかもしれません。

ただ一つ、補足するとしたら・・・

卵に含まれるタンパク質は白身にある、ということは、多くの人が知っています。
昔、Protein という単語をどう訳そうかと識者たちが考えたときに ”卵白質” という候補もあったことから、この説が定着しているのかもしれません。

しかし、詳しく調べていくと、タンパク質は黄身にも存在します。卵一つの中に、白身の約7割のタンパク質が含まれています。ほかにも卵黄には、ビタミンB群やカルシウム、鉄、亜鉛、セレンなどのミネラル、さらにβカロチンやコエンザイムQ10、ルテインなど、栄養が豊富です。

20代のアスリートが白身(タンパク質)を選択的、効率的に摂るというのは分からなくもないですが、中高年の場合は、やはり丸ごと食べるのがよいでしょう。

2018年1月13日土曜日

骨を鍛えましょう

最強寒波が到来していますが、沖縄でも昨日は(沖縄にしては)本当に寒かった!
そこで体を温めるべく、温熱ではなく温泉へ。
沖縄でも、こういった温泉施設がチラホラ出現しています。写真にある温泉は宜野湾にあり、なんといっても目玉は日本庭園露天風呂です。
入浴しながら写真を撮ることはできませんので、ウェブサイトのものを。
ここは庭園としてのレベルも高く、自分のお気に入りの場所です。
体の芯まで温まりました。


体の芯といえば、骨。
かなり強引ですが、先日「NHKスペシャル・人体」を特集していました。

このシリーズでは臓器など体の各所から出る”メッセージ物質”をクローズアップしていますが、じつは骨からも若返りや免疫に関するメッセージ物質がつくられ、脳などに届けられているということでした。
ただし、骨量が少ないと(骨密度が低いと)このメッセージ物質が出ないそうです。
骨量の多い少ないを決めるのは、まずはカルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの栄養です。

番組が注目したのは、足に掛かる衝撃度。ジャンプ、ジョッギング、ウォーキングなど、足裏に衝撃が加わる運動を継続的に行っていれば、一定の骨量を保てます。同じ運動でも、足に衝撃が起きないサイクリングの場合は、この効果が得にくいというレポートがありました。

というわけで、記憶力や免疫力を上げたい人、骨粗しょう症を心配している人は、適度に衝撃のある運動をしましょう。
私も昨日、冷たい北風が吹くなか、宜野湾海浜公園をウォーキング」しました。

もちろん、栄養の方もお忘れなく。

2018年1月9日火曜日

全は一 一は全

こんにちは。この年末年始は新しい書物は手に取らず、今までに読んだ本を数冊読み返しました。
この読み返しは非常に大切です。「こんなこと書いてあったっけ?」と、まったく思い出せないくらい忘れていることが多々ありますので。

読み返したうちの1冊がこれです。

著者の溝口氏は、2003年、日本で初めての栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設しています。
以来、分子栄養学に基づいた栄養療法で、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたっています。

「血液検査表から栄養素の過不足を読み取る」というのも、溝口氏が先駆者の1人のようです。
2001年、溝口氏は下の本を出版し、その中に実際の血液検査表を用いた症例を数多く掲載しました。

が、これは衝撃度が大きく、どういう問題があったのかは知りませんが、2006年4月に絶版になってしまいました。
現在、中古市場では1万を超える価格で取引されています。(ちなみに私は、4年前に4,184円で購入できました)

『脳の栄養不足~』に戻ります。この本では、脳の若さを保つための栄養素、逆に脳の老化を促進させてしまう食品や油などを紹介しています。
その中に、分子栄養療法の基本的な考え方を平易に記述している箇所がありましたので、抜粋してみます。

 分子整合栄養医学に基づく栄養療法(分子整合栄養療法)でもっとも特徴的なのは、私たちの身体は食べ物によってその生命を維持している、ということを前提にしているところにある。
(中略)身体中の臓器が必要とする栄養を供給しているのは食べ物である。だから、食べているものが種類、量、バランスといった面で理想的なものであれば、身体も理想的なものになるはずなのだ。

 身体には60兆もの細胞があるわけだが、健康であるためには、その細胞一つひとつの状態がよく、もっている機能を十分に発揮する必要がある。
(中略)ここまでくれば、なぜ栄養療法が有効なのかおわかりだろう。身体の原点である細胞に働きかける。そう、その一点がほかの治療法との大きな違いであり、栄養療法の有効性を示すものなのだ。

 分子「整合」と書いてあるのは、細胞が求めている各栄養素の最適量を、食品から、あるいはサプリメントを使って「整合」する、という意味です。
 つまり、体の不調は細胞の不調から、健康レベルを上げていくためには細胞の栄養レベルを上げなければダメだ、ということです。

 全は一、一は全。

2018年1月4日木曜日

今年も「温熱と栄養」で


あけましておめでとうございます。

沖縄本院は今日が仕事始めです。
私も、さっそく9時から6人連続のエネルギー測定、つづけて温熱施療。正月ボケを感じているヒマもありません。初日からフル回転です。


さて、元旦の地元紙別刷りに、このような見開き広告がありました。

沖縄の人が喫緊に取り組むべきは、アルコール飲み過ぎによる肝臓疾患、運動不足による肥満や糖尿病、この2つをどうやって減らすか、ということのようです。

ただそれは、健康長寿に至る過程の前段、スタートラインにすぎません。もちろん大切なことですが、不摂生を控えるという、あくまでもデフェンシブなレベルの話です。それだけでは、2040年に男女とも1位の復活は無理でしょう。

「健康長寿おきなわ」の復活を目指すのであれば、代謝、免疫を限りなく上げていくという、もっとアグレッシブなことに取り組む必要があります。
「温熱と栄養」は、代謝、免疫アップに如何なく威力を発揮します。そのことを、今年も繰り返し伝えていきます。