2017年12月2日土曜日

分子栄養学講習・実践編③

 水曜日は、楽しみにしていた室内楽演奏会に。
海外や東京からも一流音楽家を招き、「沖縄でこんな上質のものが聴けるの!」というくらい、心が惹き込まれるような演奏でした。 
(これはリハーサル風景)

 ひと仕事(講習のこと)終わったあとに浸る芸術は、いつになく格別です。


 その講習の話、つづきです。東京での講習は、目黒区の閑静な集宅街にあるホテルの会議室で行います。勉強する環境はよいのですが、住宅街のため、界隈に食べる店がありません。
 そこで、昼食は仕出し弁当です。脳をフル回転させているので、お弁当は健康的で少し贅沢なものを選んでいます。
ホテルの食堂をお借りして、みんなで食べます。これも楽しい時間です。

 さて、いよいよ血液検査表の読み解きへ。

 今回用いた検査項目は、総タンパク(TP)、アルブミン(Alb)、総コレステロール(TC)、HDL、LDL、GOT(AST)、GPT(ALT)、γGPT、コリンエステラーゼ(ChE)、尿素窒素(BUN)、乳酸脱水素酵素(LDH)、CPK(CK)、C反応性タンパク(CRP)、アミラーゼ(AMY)を主とし、補助的にクレアチニン(CRE)、中性脂肪(TG)、アルカリフォスタファーゼ(ALP)などを使いました。
 はじめて学習する人にとっては、これだけでも大変だったに違いありません。

 まずは、各検査項目の一般的な読み方と分子栄養学的な読み方の解説。
 続いて、私がじっさいの検査表を2~3読んだあと、受講者それぞれが持参した検査表を自分で読んでいただきました。
 適正値や高値、低値は、すぐに暗記できるべくもありませんので、テキストを見ながらの読み取りです。それでも皆さん、四苦八苦しながらも正しく読んでいました。驚異的な理解力です。
 
 これが難しいのは、「一見すると適正値に見えるが、じつはそうではない」「上昇要因と下降要因が併存すると、相殺されて正常に見えてしまう」という、隠された部分を読まなければいけない点です。
 まだまだそのレベルまでは到達していませんが、これから数をこなしていけば必ず突破できるでしょう。

 分子栄養学的に血液検査表を読むことによって、はじめて裏づけのある栄養カウンセリングが可能になります。タンパク質が不足しているかどうかも分からないのに、「アミノ酸を買って、飲んでください」とも言いにくいですからね。
 それ以前に、血液検査表はカウンセリングをする取っ掛かりになります。カウンセリング目的で来店していないお客様に、お仕着せがましくやろうとしても、大抵は身構えてしまいます。
 そのバリアを溶かすのが血液検査表。自分の体に関する情報なのに、検査項目の意味や読み方を知っている人はほとんどいないですから。

 血液検査表の読み取りは、琉球温熱の加盟店にとって強力な武器です。
 講習終了から半年間は各自読み取り練習の期間として、来年5月、さらに深く読み込むための講習を実施します。

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