2017年10月22日日曜日

NK細胞(続)

前回は、病原菌やウイルス、あるいはガン細胞と闘うNK細胞の話をしました。

このNK細胞、下の本を読むと、さらにおもしろいことが書いてありました。
NK細胞がどうやってガン細胞と正常細胞を見分けているのか、に関する記述です。
というのも、ガン細胞は外部から侵入した病原菌とは異なり、元々は自身の正常細胞であったため、その構造や性質に決定的な相違が見られないためです。

抗がん剤を使用すると、激しい副作用に見舞われることがあります。抗がん剤がガン細胞と正常細胞を正確に見分けることができず、正常細胞まで攻撃してしまうからです。
それでも、NK細胞はガン細胞を適切に認識して破壊します。なにを基準により分けているのでしょうか。

NK細胞はターゲットとなる細胞を発見すると、まずはその対象と両手をつなぎます。このとき、片方の手にはNK細胞の殺傷能力を活性化する機能が埋め込まれていて、もう片方にはそれを抑制する機能が埋め込まれています。
手をつないだ相手に対してどのような態度をとるのかは、この両手のバランスがどちらに傾くかによって決まります。
NK細胞は活性化に関わる手と抑制に関わる手をそれぞれ何種類も持っていて、手をつなぐ相手に応じてそれらを使い分けます。
つまり、手をつなごうと相手に手をさしのべたとき、相手がどんな手を出してくるかによって、それが敵か味方かを見分けているわけです。

スゴイですね~
くどいようですが、、このNK細胞をパワーアップさせるのは温熱療法とビタミンCです。

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