2017年4月24日月曜日

チョコレート④

おはようございます。
チョコレートシリーズの冒頭では、本土や海外のチョコレート菓子ばかり紹介してきましたが、沖縄も負けてはいません。
宜野湾市にある洋菓子店では、本場ウイーン仕込みのザッハトルテをつくっています。

イートインも可能なので、ザッハトルテと紅茶でひとときのウイーン気分・・・と言いたいところでしたが、BGMがモーツァルト(はよかったのですが) → サティ(フランス) → エルガー(イギリス) → グリーグ(ノルウェー)と、どんどんウイーンから離れていってしまいました。
それでも、ザッハトルテは絶品でした。


高カカオチョコレートの補足です。
内閣府と明治製菓による共同研究で、高カカオチョコレートを継続摂取することにより、脳の若返り効果の可能性が言及されました。
45歳から68歳の成人男女30人(15人ずつ)に高カカオチョコレートを4週間摂取してもらったところ、大脳皮質の量が増えたそうです。
サンプル数が少なく、カカオのパーセンテージなど詳細が分からないので現時点ではコメントのしようがありませんが、さらなるデータを待ちたいところです。

明治製菓の高カカオチョコレートで人気が出たためか、他社からも同様のチョコレートが発売されています。


カカオ分を増やして相対的に砂糖を減らすのはいいことですが、”デリシャス”とか”ざくろ”を見ると、今度は別のことが気になります。
そこで成分表を調べてみると、案の定「香料」の2文字が入っていました。
果たして、どこまで健康のことを考えているのか、いないのか・・・

参考までに、こんな商品もあります。

このブログを熱心にお読みいただいている方は、ある記事を思い出しているかもしれません。
     ⇓      ⇓      ⇓

砂糖がない分、こういった人工甘味料がちゃっかり、もとい、しっかり入っています。
一事が万事。こういう会社はおおよそ何を考えて商品を企画、製造しているのか、学習すれば透けて見えてきます。
それでも、そこまで学習する人はほんの一握りなので、やはりこの商品も売れているようです。

賢い消費者のみが自身の健康を守れる。そういう時代なのかもしれません。
皆さん、勉強しましょうね!

2017年4月18日火曜日

チョコレート③

おはようございます。 北海道産のジャガイモが不作のため、一部のポテトチップスが製造・出荷を停止しているようです。昔の私であれば無関係ではありませんでしたが、今では年に2~3回くらいでしょうか、縁遠い話になりました。

スーパーの店頭では県産のジャガイモが並んでいます。

出荷時期は決まっていて、2月から4月。生産量がそれほど多くはないので、どこでも見かけるというわけではありません。
もうすぐ時期が終わると、それに代わって北海道産で埋めつくされますが、今年はどうなるのでしょうか。



チョコレートの話を続けます。このチョコレートもお気に入りの一つ、Leonidas(レオニダス)のオランジェット。

細切りにしたオレンジの皮がビターチョコレートでコーティングされています。
Leonidasは、ベルギー王室御用達のチョコだそうです。


さて、チョコレートに含まれる砂糖は、そんなに多いのでしょうか。
それを確かめる前に、原材料表記の復習です。原材料表記は、原料(天然)の多いものから少ない順に、続いて添加物の多いものから少ない順へ、という配列でした。
    ⇓      ⇓      ⇓

じっさいに、スーパーやコンビニ等で「砂糖」が何番目に表記してあるか確かめてください。
ほとんどの商品は、主原料であるカカオマスを押しのけて堂々1番目に記されています。「ビター」味のチョコレートでさえ、そのほとんどは砂糖がトップに位置しています。どこがビターなのでしょう?

おそらく、そうしないと日本人には苦すぎて食べられないのでは、と推測できます。
なんか、似たような話を何か月か前にブログで書いたような気がします。

ところが、数年前から本当に砂糖を抑えた高カカオチョコレートが登場しています。

○○%とは、全重量に対するカカオ豆の割合です。従来のチョコレートは、30~40%のカカオを含みます。それに対してカカオの含有量が70%以上のものを高カカオチョコレートと一般的には呼ぶようです。

あま~いチョコレートに慣れ切ってしまった人は、相当な苦みを感じるに違いありません。
が、次第に舌が慣れてくると、チョコレート本来のカカオマスの風味が口の中に広がってくるはずです。

95%は、さすがに苦くて閉口してしまいますが、中間の86%であれば何とか口にできます。72%は、ほんのりとした甘さが漂い、人気があるようです。
カカオ分が多いほど、ポリフェノールの含有量も多くなります。

カカオは脂質が多いため、エネルギー量は相対的に高くなります。「砂糖が少ない分、ダイエット効果がある」というのは勘違いです。
ともあれ、食べるならこういったものがお勧めです。

2017年4月14日金曜日

チョコレート②

 おはようございます。沖縄では、ほんの束の間かもしれない過ごしやすい日が続いています。車のウインドウを空けると心地よい風が吹き込んできます。
 こんなとき聴きたい音楽はボサノバ。
軽やかな気分を感じたいときには、そのシチュエーションを最高に引き立ててくれます。 



 チョコレートシリーズ、つづき。下の写真は「横濱煉瓦」というチョコレートケーキ。フォークとスプーンは本物ではなく、テーブルマットに描かれている絵です。
横濱煉瓦は、少し重いくらいに濃厚なチョコを使っています。好きな人は病みつきになるかも。


 さて、最近はこんなチョコレートも人気があるようです。

 乳酸菌は、ないよりあるに越したことはありませんが、こういうメーカーの目玉だけを見て飛びつかずに、それ以外の成分等も確かめなくてはいけません。
 ここのメーカーは、とりわけ注意が必要です。ウェブサイトを見ても、どこにも成分表示がありません!? このメーカーの商品については、また後日に登場します。


 ポリフェノール以外に、チョコレートに欠かせない成分としてテオブロミンがあります。テオブロミンはカフェインと似た作用を持ちます。
 脳の神経細胞を刺激して集中力を高めます。その刺激で、疲労して低下した記憶力を元に戻す効果も期待できます。
 とはいえ、集中力を高めるテオブロミンの効果はカフェインより弱く、コーヒーを飲んだほうがはるかに効果を得られます。
 
 テオブロミンには、脳を興奮させることによって、食欲を抑える効果もあるそうです。食前にビターチョコをひとかけら(5~10グラム)食べることによってダイエット効果もある、と言う専門家のコメントも見ました。
 が、これも一筋縄にはいきません。多くのチョコレートには、とんでもない量の砂糖が入っているからです。
(次回につづく)

2017年4月8日土曜日

チョコレート①

 おはようございます。「健康だよりNo.25」ができあがっています。
 
表面は屋比久先生の原稿で「ビタミンAとビタミンB群」。ビタミンAでは、関連栄養素としてβカロチンにも触れています。
裏面は私の原稿で「カルシウムについて」。カルシウムを摂っていれば骨が丈夫になるのか? その点について詳しく書きました。
本院および各加盟店で入手できます。


 突然ですが、チョコレートについて書いてみます。先週、博多で買ってきた生チョコレートがあまりにも美味しかったから。それだけが理由です。

 その生チョコはこちら。

その名も「チョコレートショップ」の生チョコ、「博多の石畳」。


 チョコレートは昔、飲み薬だった、と聞けば意外に思うでしょう。アステカやマヤなどの王侯貴族の間で、カカオからつくった”元気の出る薬”として飲まれていました。その飲み物はショコラテ(神の食べものの意味)と呼ばれ、非常に高価でした。
 その興奮作用は、1杯のショコラテで兵士は1日の行進に耐えることができる、と表現されるほど。今のチョコレートやココアと違って甘くはなく、チリペッパーはバニラを入れて飲んでいたそうです。

 現在でも、チョコレートはカカオの種(豆)からつくられます。カカオには、ファイトケミカルの1種、ポリフェノールが含まれます。
 ポリフェノールには、体を酸化させる活性酸素を取り除く効果があります。活性酸素による遺伝子の変化や、タンパク質の機能阻害、それらが引き起こす動脈硬化やガンの予防が期待できます。
 ポリフェノールにもいろいろ種類がありますが、カカオポリフェノールの抗酸化力はひときわ強いことで知られています。

 ポリフェノール以外にも、カカオ豆にはナイアシン(ビタミンB群)、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維、アミノ酸、オレイン酸(オリーブオイルに多く含まれる脂質)、リグニンという食物繊維などが含まれます。
 したがって、チョコレートは ”本来は” 体によい食品であるわけです。
(次回につづく)

2017年4月2日日曜日

日本人は和食!

おはようございます。1週間ぶりのブログです。
先週は、親戚への訪問も兼ねて福岡に行ってました。
いいところをあちこち巡りました。もちろん、美味しいものも食べました。

けれども、もっとも心が満たされるのは、やはり人と会っている時間です。
生まれ故郷でもある久留米では、多くの親戚が集まって笑い転げるくらい楽しいひとときになりました。

久留米・筑後川の河川敷では、一面に広がる菜の花が。

とはいえ、ブログ的には食に関することを書かないとはじまりません。
3月末だというのにとても寒い日々でしたが、今回食べたかったのはラーメンでもモツ鍋でもなく、和食懐石です。

和食の最大の特徴は出汁(だし)である、ということが下の本に書いてありました。言うまでもないことですが。
洋食や中華にも「うまみ」を出す方法はありますが、油がほとんどないのは日本が誇る出汁くらいです。

おいしい出汁でこのところ全国区になっているのが、茅乃舎だし。
最近、こんな本も出ています。


茅乃舎だしを製造・販売しているのは、久屋本家㈱という福岡の会社です。
その久屋本家が食事を提供している椒房庵(しょうぼうあん)という店が、福岡にのみ2箇所あります。

椒房庵での食事が、大きな楽しみの一つでした。
だしで有名になった久屋本家ですが、はじまりは醤油の醸造。味噌や明太子にも徹底してこだわっています。
この銀だらは絶品でした。
器にもこだわってほしかった! というのが焼き物好きな私の感想ですが、それは贅沢というもの。

福岡にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってください。