2016年7月19日火曜日

骨の新陳代謝

おはようございます。前回の記事の中で、運動不足と大腸がんはまったく無関係ではない、ということを書きました。
もちろん運動不足が及ぼす体へのリスクは大腸がんだけではありません。糖尿病しかり、脂質異常症しかりです。
1カ月ほど前のブログに、こんな写真を添付しました。

































 よく見ると、女性1位には静岡県が堂々ランクインしています。その静岡県の森町というところでは、「きょういく」と「きょうよう」を重視しているそうです。
 教育と教養ではありません。「今日、行くところがある」「今日、用がある」の意味です。移動したり人と対話することが健康長寿の秘訣だということです。(地元紙コラムより)

運動不足からくる骨への影響も考えなくてはいけません。骨について少し書いてみます。

骨は、強さとしなやかさを保つために、絶えず破壊再生を繰り返しています。この古い骨から新しい骨への生まれ変わりを骨代謝といいます。
骨代謝で中心的な役割を担っているのは破骨細胞骨芽細胞という2種類の細胞です。この2つが緊密な連携と取り合って骨の新陳代謝をつかさどります。

破骨細胞は、古くなった骨を溶かして破壊し、骨芽細胞は破壊された骨をもとの形に再生します。破骨細胞による骨の破壊を「骨吸収」、骨芽細胞による骨の再生を「骨形成」ともいいます。














骨吸収には約6週間、骨形成には約4か月、そして約3年全身の骨はつくりかえられます。

骨吸収と骨形成は常に起こっていて、動的なバランスが保たれています。そのバランスを決める大きな要因は、骨に掛かる負荷が大きいか小さいか、です。
日頃から体をよく動かし、また運動の習慣がある人は、骨に掛かる負荷も大きくなり、骨が鍛えられます。一方、極端な運動不足、あるいは寝たきりやギブスによる固定が長期にわたると、骨は鍛えられずに弱くなります。

それ以外で強い骨を形成するために必要なことは、もちろん材料をしっかり入れること。カルシウム、マグネシウム、そしてタンパク質です。
もう一つ、ある種の食習慣から血液(体液)が酸性に傾こうとする傾向が、骨を弱くすることも忘れないでください。
 ⇓         ⇓         ⇓

0 件のコメント:

コメントを投稿