2016年7月30日土曜日

50代は上り坂?

 こんにちは。今勉強していることから、興味深かったものを1つ紹介します。















上のグラフは、知能が年代ともにどういう曲線を描きながら発達し、また衰えていくのかを示しています。
青い線流動性能力といい、新しい環境に適応する際に働く能力です。年齢とともに発達し、50歳ころにピークを迎えたあと、60歳代まではある程度のレベルを維持して、その後は下降線をたどります。

赤い線結晶性能力といい、学習や経験に基づく能力のことです。学習や経験の積み重ねで仕事力や生活力を上げていくときに必要なもので、こちらのほうがより重要です。
結晶性能力は50歳を過ぎてもまだまだ上昇し続け、60歳を過ぎてから流動性能力よりも緩やかなペースで低下し、80歳くらいまで高いレベルを維持します。

もちろん、これはポテンシャル(潜在的能力)に過ぎません。結晶性能力が、じっさいに50歳を過ぎても上昇するのか下降するのかは、本人が50代を上り坂と思うか、あるいは下り坂と思うのかで違ってきます。
そして、何より日々の活動内容と努力次第です。


51歳の私は、もちろん勇気づけられました。できるならば60歳以降の赤線を真っすぐ伸ばして、80歳くらいまでは上り続けたいと願っています。

2016年7月27日水曜日

知は力なり

  おはようございます。前回取り上げた週刊誌AERA「食べていい悪いの境界線」の中には、発がん物質アクリルアミドの記事もありました。
  アクリルアミドは、でんぷん質を含む食材を高温調理したときに発生するといわれる発がん物質です。

この記事によると、アクリルアミドが発生する温度は120℃以上と書いてあります。120℃以上ということは、「揚げる」だけではなく「炒める」もNGだということ。
しかし、それでは毎日の食事が成り立ちません。「煮る」「茹でる」「蒸す」それに「生」だけでは味気ないです。

 ここで大切なのは、少しでも量を減らす、ということに尽きます。
 必要以上に高温にしない野菜は短い時間でサッと炒める、これだけでも相当減らせます。とくに、天ぷらの揚げる温度が160℃なのか170℃なのかで、アクリルアミドの発生量がかなり違ってきます。
 それ以外は記事に掲載されていたものを参考にしてください。




 発がん物質や添加物の摂取をゼロにすることは、もはや現実的ではありません。それでも、知っていれば大幅に減らすことは可能です。

やはり「知は力なり」であって、「知らぬが仏」では済まされません。

2016年7月23日土曜日

フルーツ食べましょう

おはようございます。現在発行されている週刊誌AERAに「食べていい悪いの境界線」という特集が組まれています。

















ハム(亜硝酸塩)、マーガリン(トランス脂肪酸)、小麦粉(グルテン)など、ブログでも扱った項目がほとんどですが、先日(7/7)書いた果物に関するページもありました。

果物は野菜と比べてもカロリーが多いとはいえない。もちろん例外もあるが、野菜は果物と違って、ほとんどの場合ドレッシングや食用油などがついてくる。そのまま食べられる果物はやはり低カロリーである、という内容です。

安心して果物を食べましょう。
 ちなみに私は、朝食前に30分は時間を空けて、果物だけ食べます。
果物を完全消化してから、朝食を始めます。


つづいて、記事にもあるスイカにまつわる話題です。
下の写真はパイナップル、ではなくてスイカ、今帰仁産の黄色いスイカです。














味と甘さは、赤いスイカとまったく変わりません。中に含まれるファイトケミカルに若干の違いがあります。
赤いスイカには、トマトや赤ピーマンで知られるリコピンが、黄色いスイカには、ベータカロチンとカニやエビに含まれるアスタキサンチンが豊富です。いずれにしても、抗酸化力の強いファイトケミカルです。

ハム(亜硝酸塩)、マーガリン(トランス脂肪酸)、小麦粉(グルテン)についての過去記事は以下の通りです。

亜硝酸塩 
トランス脂肪酸
グルテン 
http://shopblog.ryukyu-onnetsu.jp/2014/10/blog-post_17.html

2016年7月19日火曜日

骨の新陳代謝

おはようございます。前回の記事の中で、運動不足と大腸がんはまったく無関係ではない、ということを書きました。
もちろん運動不足が及ぼす体へのリスクは大腸がんだけではありません。糖尿病しかり、脂質異常症しかりです。
1カ月ほど前のブログに、こんな写真を添付しました。

































 よく見ると、女性1位には静岡県が堂々ランクインしています。その静岡県の森町というところでは、「きょういく」と「きょうよう」を重視しているそうです。
 教育と教養ではありません。「今日、行くところがある」「今日、用がある」の意味です。移動したり人と対話することが健康長寿の秘訣だということです。(地元紙コラムより)

運動不足からくる骨への影響も考えなくてはいけません。骨について少し書いてみます。

骨は、強さとしなやかさを保つために、絶えず破壊再生を繰り返しています。この古い骨から新しい骨への生まれ変わりを骨代謝といいます。
骨代謝で中心的な役割を担っているのは破骨細胞骨芽細胞という2種類の細胞です。この2つが緊密な連携と取り合って骨の新陳代謝をつかさどります。

破骨細胞は、古くなった骨を溶かして破壊し、骨芽細胞は破壊された骨をもとの形に再生します。破骨細胞による骨の破壊を「骨吸収」、骨芽細胞による骨の再生を「骨形成」ともいいます。














骨吸収には約6週間、骨形成には約4か月、そして約3年全身の骨はつくりかえられます。

骨吸収と骨形成は常に起こっていて、動的なバランスが保たれています。そのバランスを決める大きな要因は、骨に掛かる負荷が大きいか小さいか、です。
日頃から体をよく動かし、また運動の習慣がある人は、骨に掛かる負荷も大きくなり、骨が鍛えられます。一方、極端な運動不足、あるいは寝たきりやギブスによる固定が長期にわたると、骨は鍛えられずに弱くなります。

それ以外で強い骨を形成するために必要なことは、もちろん材料をしっかり入れること。カルシウム、マグネシウム、そしてタンパク質です。
もう一つ、ある種の食習慣から血液(体液)が酸性に傾こうとする傾向が、骨を弱くすることも忘れないでください。
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2016年7月13日水曜日

大腸がんと沖縄

おはようございます。少し前の新聞記事です。



































大腸がんは、がんの中でも食事内容の影響がもっとも大きいと考えられます。
かつては和食が主体だった日本の食生活が、戦後は肉類や乳製品を中心とした欧米型のスタイルに変わりました。すると、より分解に難をともなうタンパク質や飽和脂肪酸を大量に摂取することになります。一方で食物繊維の摂取は激減しています。

その結果、未分化タンパク(http://shopblog.ryukyu-onnetsu.jp/2014/07/blog-post_25.html)が腸内であらゆる有害物質を発生させます。腸内環境は悪化の一途をたどります。また、便の滞留時間は長くなり、代謝によって生じる発がん物質も増加します。
腸内環境が悪く発がん物質が増えれば、すなわち大腸がんのリスクが高まります。

運動不足も、まったく無関係ではありません。適度な運動は腸の動きを活発にし、腸が刺激されることで排便を促す効果もあります。よい便通は腸をきれいに保ち、がんの抑制にもつながります。
「沖縄で大腸がんが多い」は、どうやら運動不足の影響が少なくはないようです。

まずは、記事のタイトルにある「うんち」をチェックしてみてください。チェック項目は、下のブログをご覧ください。


2016年7月7日木曜日

糖質制限食③

おはようございます。昨日のNHK『ガッテン』で「糖質制限ダイエットの落とし穴」を放送していました。
ただ糖質を減らすだけの食事を続けていると、ガリガリに痩せて筋力低下が起こるだけではなく、めまい、ふらつき、集中力の低下もある、というようなことを言っていました。
また、糖質が枯渇したときに発生するケトン体は、脳のエネルギーにはなるものの、血管にダメージを与える恐れがある、ということも。
専門家の指導を仰がずに見よう見まねでやるのは、やはり危ないようです。

ということで、糖質制限食の話をもう少し続けます。糖質制限食で摂取を控えるのは、主食や砂糖だけではなく、果物や一部の野菜も含まれるようです。

果物=糖分とみなして敬遠する人がいるという話はたびたび聞きます。しかし、果物に含まれる栄養素は糖分だけではありません。
ビタミン&ミネラル、食物繊維、酵素、タンパク質も少々、それにベータカロチンやポリフェノール、リコピンなどのファイトケミカル etc.
なんといっても果物は、消化率の高さと吸収の速さが特筆ものです。胃腸がまだ十分には動いていない朝には、朝食前の果物が最適です。

糖質制限食では、さつまいもやカボチャなど、糖分が多いとされる野菜もセーブするのだそうです。
が、さつまいもビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富です。カボチャは、ベータカロチン、ビタミンE、マグネシウムを多く含みます。

つまり、ある食品を「糖分」このただ一点だけで判断してよいものなのか、ということです。糖分をシャットアウトする代償として、大切な栄養素を遠ざけているケースもあるのです。
こうなってくると、やはり栄養学の基本を学ぶことが重要になります。○○食事法を導入するにしても、栄養学のしっかりした土台がなければ、体が求める栄養バランスが崩れるかもしれません。

糖質制限食に関する書籍は数多く出版されていますが、1冊挙げよ、と言われればコレでしょうか。





2016年7月1日金曜日

半夏生とタコ

 おはようございます。7月。1年の後半戦スタートです。
 本日、琉球温熱療法院の加盟店に新たな仲間が加わりました。
 本院からもっとも遠い、旭川春光台加盟店です。フレッシュなご夫婦で経営されているので、男性女性にかかわらず気軽にご利用ください。
 詳細は、HP「加盟店一覧」をご覧ください。

 私はというと、今月から仕事がもう1つ増え、エネルギーバランスチェックという、身体の生理活性や栄養状態等の測定を手掛けます。それに関しては追い追いブログでも紹介出来ればと考えています。
 このブログも今回が300回目の更新になります。そのような状況ですので、細々とになりますが、今後も有益なトピックを伝え続けていきます。

カレンダーで今日7月1日を見ると半夏生(はんげしょう)とあります。半夏生とは、夏至から数えて11日目。
本土での話ですが、梅雨の多湿なころ、半夏という毒草が生える不順な時期とされています。農家では半夏生までには田植えを済ませ、このあとは田植えをしないという習慣でした。

 この半夏生にタコを食べる習慣が、おもに関西にあるとのことです。「たんにタコ焼きが食べたいだけではないのか?」と思いたくもなりますが、そうではないようです。
 田植えを終えた農家が、神様に食べものを捧げて豊作を祈ったことから始まりました。タコが捧げものに選ばれた理由は、8本足で稲がしっかり根を張ることを願う、という説があります。

 由来はともかく、タコの栄養価にいきましょう。タコにはンパク質ビタミンB2が豊富。
 が、タコといえば、なんといってもタウリンです。タウリンには、肝臓細胞の再生、血圧の調整、コレステロール値を下げる、などの作用があります。
 肝機能が低下、高血圧、動脈硬化などの症状がある人は、ぜひとも摂りたいものです。とはいっても、毎日のように食卓にタコ、というのは現実的ではありません。

 そこでタウリンのサプリメントとなるわけです。が、タウリンは非必須アミノ酸のシスティンを材料として、体内で合成できます。そのシスティンは、直接食べ物から入れるもよし、あるいは必須アミノ酸のメチオニンを材料として体内で合成します。
 システィンおよびメチオニンを多く含む食材といえば・・・。そう、卵です。

 余談ですが、タコといえば思い出す話。31年前、はじめて沖縄に来たときに、那覇市の食堂でタコライスを蛸飯(たこめし)のことだと思って注文したら、当然ですが全く違うものが出てきて驚きました。

 今、そんな勘違いをする人はいないと思いますが。