2016年2月27日土曜日

御礼

 こんにちは。『日本一わかりやすい栄養と食事の講座』第17回「添加物・電磁波・経皮毒」はさきほど終了しました。いつも熱心にお聞きいただきありがとうございます。
 















  このテーマは、きわめて身近なだけに、皆さんの関心がひときわ高いようです。添加物も電磁波も、神経質になり過ぎても現実の生活は成り立ちません。
 それでも無知こそ恐いものはありません。知らないうちに、とんでもない化学物質がどんどん人体に入ってきます。その中で、より有害性が疑われるものを知り、少しでも遠ざけて、量や頻度を減らすだけでも健康を維持できます。
 学習していくと、見たことのない言葉がいろいろ出てきますが、無理なく一つ一つ覚えてください。
 

 なお、このセミナーは、しばらくお休みいたします。再開のときは、ブログ、院内掲示等でお知らせします。

2016年2月25日木曜日

出張研修&出張講座

おはようございます。週をまたいで一昨日まで神戸への出張でした。西神戸加盟店を運営する、有限会社パレス・ケアーセンター様におじゃましました。

初日は、看護師さん、ヘルパーさん、理学療法士さんなどの職員向けに「温熱と栄養」と題したセミナーを行いました。ハードな仕事を終えてお疲れのところでしたが、20名前後の方にお集まりいただきました。















本来であれば眠ってしまってもおかしくないのですが、皆さん全員が真剣そのものです。熱いまなざしを感じながら、気持ちよく話をすることができました。

翌日からの4日間は、温熱の実技研修(アシスタント研修)です。
通常、アシスタント研修は6日間の日程で行いますが、今回は諸事情により4日間です。果たして修了するのだろうかと思いましたが、まったくの杞憂に終わりました。












今回の受講生は2名。大ベテランの看護師さんとベテランの理学療法士さんです。そのため、人体(解剖学)についての説明を加えながら行う必要がありませんでした。また、日頃から真心こめて人の体と接しているために、温熱器を手にしても安心感、安定感があります。
なによりも「温熱施療を覚えたい」という気持ちが強く、それが短期間での習得に結びついたのだろうと思います。

ということで、無事4日間が終了。また2人、素晴らしい施療師が誕生しました。












こういう出張講座、出張研修であれば、また出向きたいものです。

2016年2月17日水曜日

乳がん

こんにちは。昨日は前立腺がんの話をしましたが、女性の方にとっては関連して書いた乳がんのほうが気になったかもしれません。
乳がんと牛乳との因果関係については、ズバリこういうタイトルの本が出版されています。

ズバリ『乳がんと牛乳』です。

私が読んだのは5~6年くらい前ですが、その当時、世界で400万部読まれていたという本です。ただ、この本は300ページ超の分量があり、読破するのにかなり骨が折れます。拙著の中では、この本のエッセンスをページ程度でまとめています。「300ページは、どうも…」という方は、そちらもどうぞ。

さらにコンパクトにしてあるのは、以前のこのブログです。

先週からブログで取り上げた、大腸がん、前立腺がん、乳がんの3つは、がんの中でも増加率が著しいワースト3です。その原因については識者によっても意見が分かれますが、少なくとも原因なくして増えることはありません。
疑わしきを遠ざければ、そのリスクは低くなります。


明日からは、しばらく神戸に出掛けます。海外を除いて、はじめての出張研修です。

2016年2月16日火曜日

前立腺がん

 おはようございます。昨日は、所用のため日帰りで福岡を往復してきました。

久しぶりに見た博多駅 ⇓  ⇓  ⇓
















 週末の沖縄の温暖な気候とは打って変わって、街に出たら3℃の寒さ。ときおり粉雪が舞っているくらいでした。

 こんな寒さであればと、用事を済ませたあとモツ鍋を食べようと決めていたのですが、行きの飛行機が遅れた関係で、その時間が無くなってしまいました。代わりに、博多ラーメンをササッ食べて空港へ。 あっという間の福岡でした。


 前回ブログでの「2013年の部位別がん患者数順位」をあらためて見ると、もう一つ気になる部位に目がとまります。前立腺がんです。
表だけを見ても前立腺がんの推移はわかりにくいですが、下のグラフを見れば一目瞭然です。











折れ線がやや見にくいですが、2000年以降の顕著な増加は明らかです。現場(かつての自分の店舗)でこれを肌で感じていたことは、拙著に書きました。

では、この原因は何でしょうか。がんは複合的な要因が絡み合って発症しますので、一つのものを論(あげつら)うのは適当ではないかもしれません。
そうはいっても・・・。牛乳の過剰摂取が大きく関与していることは、動かしがたい事実だと私は確信しています。

その推論は、右側(女性)のグラフからも見てとれます。
乳房(乳がん)です。ここ10年来、順位は1位のままですが、その曲線の上昇ぶりは前立腺がんのそれとほぼ一致します。男女を問わず牛乳・乳製品の摂取量が増えていることと無関係とは思えないのですが。
皆さんは、どう考えますか?

ちなみに、前立腺がんの抑制要因(予防)としては、トマトに豊富なリコピン、セレン、ビタミンEが示唆されています。
わが国の牛乳(乳製品を除く飲用牛乳)消費量は、1996年をピークに一転して減少傾向で推移しています。それでも、その事実と前立腺がん、乳がんの増加とは必ずしも矛盾しません。1つのガン細胞が生まれて、それが直径1cm(約10億個)の塊になるまでは10年から15年かかるからです。

今後、長期的に減少していくことを願っています。

2016年2月12日金曜日

大腸がん

おはようございます。スーパーの店頭で、またまた新たな発見がありました。沖縄産のビワです。































私の中では、ビワといえば「長崎産で6月!」という思い込みがありましたが、足元の沖縄でも作っていたんですね。まだ知らないことが数多くあるようです。
もちろん、甘く、美味そのものでした。 


前回のブログで、ガンなどの生活習慣病の話が出てきました。ここで、昨年中に発表された医療統計のなかで、ガンに関することを一つ取り上げます。ザーッと眺めていたら、注目すべき数字がありました。












2013年の部位別がん患者数順位で、男性の大腸がん患者が胃がんを抜いて1位になったというものです。これは、国立がんセンターによる2007年の集計開始以来、初めてのことです。

 これは何を意味するのでしょうか? いうまでもなく、食事内容の乱れが進んでいることが推測されます。大腸がんは、すべてのがんの中でも食事内容の影響を受けやすいと言われています。その乱れが腸内環境の悪化を引き起こしているのでしょう。
 このブログでも腸内環境について詳しく説明をしました。ここであらためて、腸内環境の悪化、言いかえれば腸内腐敗につながると思われる要因をピックアップします。

・単純に食べ過ぎ
・なかでも肉類の食べ過ぎ(肉がまったくダメとはいっていません。よく理解できない方は、下のブログを読み返してください)
・砂糖の摂り過ぎ
 ⇒⇒⇒ 砂糖の主成分であるショ糖は、腸内で悪玉菌クロストリジウムのエサになってしまいます。
・アルコールの過剰摂取
・食物繊維の摂取不足
・発酵食品の摂取不足
・生の食物(酵素)の摂取不足
・ストレスの溜め過ぎを含め、ライフスタイルの乱れ
 ⇒⇒⇒ 交感神経優位の状態は、消化器系の働きを弱めます

「便秘こそが腸内腐敗の元凶」と簡単に言ってもよいのですが、上に列挙したものが、すなわち便秘の原因でもあります。


 この機会に今一度見直してみてください。

2016年2月9日火曜日

添加物まとめ②

 おはようございます。一昨日は、今年はじめての生演奏に触れました。N響(NHK交響楽団)メンバー出身者を中心とした室内楽(於南城市シュガーホール)です。






























メインはシューベルト・ピアノ五重奏曲「ます」。「ます」は、私も好きですが、母親のお気に入りだった曲でもあります。円熟したアンサンブルが醸し出す奥深い調べに、しばし浸ることができました。



前回のブログでは、国が(厚生労働省)いう添加物摂取に関する「問題ない」という見解は、そのまま信じるわけにはいかない、と書きました。
 それに対しては、初回(10 / 1付ブログ)に紹介した子豚事件のようなニュースは、人に関しては聞かないではないか、という声も聞こえてきそうです。それでも、やはり安心はできません。

 たしかに複数の添加物を同時摂取しても、すぐには大きな問題は起きてはいません。
ただ、日本人の死因の大半はガンや心臓病、脳卒中などの生活習慣病であり、それらの生活習慣病は数年、もしくは十数年にわたる悪しき食生活やライフスタイルが原因となって発症します。しかも、その多くは複合的な要因が関わっています。

つまり、何かの生活習慣病を発症したとしても、そこに添加物の過剰摂取がどこでどの程度関わったのかは確かめようがないということです。

食品添加物の話ではありませんが、ずいぶんとあとになって発がん性が分かった化学物質があります。昔であればアスベスト、近年では印刷工場やクリーニング工場で使用された化学液体などです。
犠牲者が多数出て、それから国が動いても、被害を被った人にとっては「あとの祭り」です。添加物においても、今後そのような出来事が起きないとは言い切れない、ということを言いたいのです。

 すでに書いたように、現代の食生活において「添加物摂取ゼロ」はもはや不可能です。それでも、より有害性が疑われているものは何かを知り、それらを減らす、遠ざける努力はやはり必要だと考えます。


 添加物シリーズに4か月以上も掛かってしまいました。今月のセミナー(27日・土)では、これをコンパクトにまとめてお伝えする予定です。

2016年2月6日土曜日

添加物まとめ①

 おはようございます。ふと気がついたら、ブログ開始以来のページビューが3万を超えていました。これは延べ数ですので、いったい何名の方にご覧いただいているのかは分かりません。ですが、一定数の読者がいつも訪れてくれているということだけでも、ファイトが湧いてきます。

 先日は、ネット検索で偶然このブログを見つけて、相談があるという方がお見えになりました。その方は、ブログの最初から順々に読み続けているとおっしゃっていました。
 これほど嬉しいことはありません。昨年や一昨年の記事も決して陳腐化してはいませんので、お時間があれば全ての方に読み返していただきたいと思います。

 私としては勝手気ままに書いているだけなのですが、それでも誰かのお役に立っているのであれば、これからも手を抜かずに、そして丁寧に綴っていく必要がありそうです。
 最近は施療の仕事が増えているため、だんだん時間も限られてきていますが、可能なペースで続けていこうと考えています。


 昨年秋から、おもだった添加物を紹介してきました。ほかにもまだまだありますが、キリがないので今回と次回で一旦締めたいと思います。

 タール色素(赤○○号、黄色○○号など)や防カビ剤(OPPなど)の例でわかるように、我が国の添加物認可基準は、先進諸外国のそれと比べても相当緩いことで知られています。このような添加物の野放し状態が、どうして許されるのだろうと思いたくもなります。
添加物は、厚生労働省が一つひとつ毒性のテストをして、一定の基準を満たしたもののみが認可されています。とりあえず普通に食生活を送っている限り、添加物を摂取しても問題はない、というのが国(厚生労働省)の見解です。

 ただし、それは単品使用の場合におけるテストであって、複数の添加物を同時摂取した場合の毒性や副作用は検証されていません。数種類、あるいは十数種類の添加物を同時に摂取したときに、安全なのか危険なのかは誰にもわからないということです。    
 現実の食事では、ただ1つの添加物を口に入れるということはありえません。ですから国がいう「問題ない」は、そのまま信じるわけにはいきません。

(次回につづく)

2016年2月4日木曜日

玄米について

 おはようございます。「健康だよりNo.19」が発行されています。












 表面は屋比久先生の原稿で「代謝すなわちタンパク質」。あらためてタンパク質が重要である理由を説明しています。裏面は私の原稿で「ビタミンAについて」。今年は、さまざまなビタミンを各号で取り上げます。
 本院および各加盟店で入手できます。

 今朝の新聞に、こんな記事が掲載されていました。












 玄米に含まれるγオリザノールという成分が肥満や糖尿病の改善に有効であり、それを実用化した玄米発酵飲料が販売されている、というものです。
 大切なのは肥満や(Ⅱ型)糖尿病にならないことですが、それでも病気を減らすため、または医療費削減のため、今後の成果に注目したいと思います。

ただ、こういう記事を読んで、「じゃあ、玄米食に変えよう」と考えるのは早合点です。玄米食には、いくつかの落とし穴があります。
おもな点は以下の通りです。
①胚芽と糠の部分が固くて消化に難がある
②アブシジン酸という酵素阻害物質が含まれる
③圧力釜で炊くと、アクリルアミドという発がん物質が発生する可能性がある。
④含有物質のフィチン酸が、有益なミネラルの吸収を阻害する(フィチン酸はプラス面もある)
⑤白米よりも残留農薬が多い傾向がある

結構ありますね。これについての詳しい説明は、「健康だよりNo.7」に書いています。お店に行けない人のために、写真を添付しておきます。頑張って読んでください。

2016年2月2日火曜日

防カビ剤③

 おはようございます。はやくも2月になりました。
  前回の誕生色の話ではないですが、如月(きさらぎ)という響きも個人的には大変気に入っています。 語源は諸説あるようですが、寒さが厳しいので衣をさらに重ねて着る「衣(き)更着」が有力だそうです。
 この冬はいつになく寒暖の差が激しく、体調管理がむずかしくなっています。しっかり体を温め、栄養(とくにビタミンC)を多めに摂って、元気に乗り切りましょう!


防カビ剤の話をもう少し続けます。レモンやオレンジ、グレープフルーツに使用される防カビ剤ですが、皮を通り抜けて果肉にまで浸透しているのでしょうか? じつは、ここが一番気になるところです。

『体を壊す10大食品添加物』(渡辺雄二著)によれば、やはり果肉にも残留しているようです
東京都では、毎年輸入農産物に対して農薬の残留検査を実施しています。2010年から2011年にかけての検査では、アメリカ産のレモン、オレンジ、グレープフルーツ、いずれの果肉からもOPPとTBZが検出されました。(OPP-Naについては触れられていません)

では対策は? 
どうしても欲しいときには、多くは出回っていませんが、国産のものを選ぶという選択肢があります。私も最近、スーパーで福岡産のレモンを購入しました。店頭に並ばない場合は、ネットでも購入できます。[国産○○]で検索してみてください。


やはりネットで調べてみると、「水洗いする」「茹でこぼす」などの対策がかかれています。これをやれば、もちろんビタミンC(水溶性)は流れ出てしまいます。かりに多少の防カビ剤が落ちたとしても、そこまでして食べるものなのでしょうか?