2015年12月22日火曜日

天然着色料・ウコン色素

  おはようございます。日曜日は、ピアノ教室(自宅)の発表会でした。幼稚園生から高校生まで、年に一度の晴れ舞台で、日頃の練習の成果を披露していました。
 「いいな」と思ったのは、独奏だけではなく連弾も演奏すること。小さなときからアンサンブルのおもしろさと難しさを経験するのは、これからの音楽人生にとって貴重な財産になるに違いありません。

 私も子供の時分、エレクトーンでこういう場を踏んでいたことは、もう記憶の中の世界でしかありません。


 前回まで、注意を要する人工着色料(タール色素)の解説をしましたが、それ以外で安全な着色料があるのでしょうか。
最近スーパー等で加工食品のラベルをチェックすると、「野菜色素」の表記をしばしば見るような気がします。文字通り、野菜から抽出した色素を使って着色しています。天然の原料ですので、これなら安心できそうです。
琉球温熱が販売している「マルチビタミン&ミネラル」サプリメントには、原材料のなかに「トマト色素」の表記があります。もっともこれは着色のためではなく、トマトに含まれる成分リコピンの抽出が目的のようです。

では、天然由来の成分であれば全て安心かというと、必ずしもそうはいきません。よく知られているのが、アカネから抽出された赤色の色素=アカネ色素があります。アカネ色素は長年、天然の着色料として使われてきましたが、2004年に発がん性の疑いが判明して直ちに使用禁止になりました。

もう一つ気をつけたいのがウコン色素です。「えっ!」と驚くかもしれません。ウコンといえば、2日酔いに効く、肝臓の強化に働く、など健康なイメージが強いはずです。
ウコン色素は、ウコンから特定の色素成分を抽出、濃縮したもので、黄色の着色料としてしようされます。ところが、動物実験で発がん性があると認められ、ヨーロッパでは有害だとして使用禁止になっています。

ウコン色素が注意を要する理由は、はっきりとはわかりません。が、ウコン色素について調べてみると、「ショウガ科ウコンの根茎の乾燥品より、エタノール、油脂もしくはプロピレングリコールで抽出して得られたものである」と書いてあります。
プロピレングリコールを覚えていますか? 10月17日のブログで書きました。
精米改良剤に使われる化学物質であり、それは石油製品です。

つまり、ウコンの根茎そのものが危険というよりも、その抽出過程で危険なものを使っていることが問題ではないかと疑われます。
どうしてそんなものを使用するのか、と言いたくもなりますが、じっさいには天然物から目的とする物質だけを抽出して純度を高めるのは大変難しいようです。

(次回につづく)

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