2015年11月26日木曜日

2回目の上海②

 おはようございます。上海出張のつづきです。

 通訳なしの実技トレーニングが始まりました。頼るのは、身振り手振りに加えて、まだ日が浅い中国語のみです。
















 日本人が中国語を学習するにあたっては、2つのハードルがあるといわれています。
 一つは声調といい、1文字ごとに与えられた独特のトーン、イントネーションです。高から低に下がったり、低から高に上がったり、など4種類あります。これを無視して日本語のように平板に言ってしまうと、意味が通じなくなってしまいます。
 もう一つは発音。日本語には存在しない発音が相当数あります。なかには「そり舌音」といって、日本人には到底まねのできない発音もあります。
 
 私の学習歴は4カ月足らず。声調も発音もまだまだ。とくに発音は、いい加減そのものです。
 では、通じたのでしょうか。

 それが通じたのです。8割くらいは。
 じつは、発音はそこまで厳格ではなくても通じる、ということは事前にある人から聞いてはいました。私が勉強しているのは、北京標準語といわれるもの。しかし、それをそのまま話すのは、中国のなかでも北京を中心とする一部の地域だそうです。
 それ以外の地域では訛(なま)りがあって、発音もかなり違うものになっています。中国人のなかには、「そり舌音」ができない人も少なくないようです。
 したがって、声調がある程度まともであれば、だいたいは聞き取ってくれるのです。

 ただし、その訛りが聞き取りになると仇(あだ)なってしまいます。正直なところ、スタッフやお客様から雨あられのように話しかけられましたが、ほぼまったく聞き取れませんでした。
 学習CDで聞くようなクリアな発音をする人はほとんどいません。あとでオーナーの章さんから聞いた話なのですが、北京の人が上海に来ると話が半分もわからないそうです。
 これでは、私が聞き取れるはずがありません。

 それでも、大切なメッセージをダイレクトに伝えることは、大いに威力があります。今回もっとも力を込めて発した言葉は、お客様への施療になると萎縮してしまうスタッフに
「アチチを気にするな。恐れるな。自身を持って!」でした。
 また、「素晴らしい!」「よく努力したね」「だんだん上手になってきた」といった褒め言葉は、通訳を介してしまうと効果半減になってしまいます。
 思いを伝えるためには、やはり言葉です。

 今回は、私からの一方的な話しかけが中心になりました。それでもホワイトボードを使って筆談で挑んでくるスタッフもいて、思った以上のコミュニケーションがとれたため、ある程度は満足しています。
 ヒアリングは、今後の長期的な課題です。

 

 












 肝心の店舗ですが、客数は着実に増え続け、その顧客も意識の高い(また所得も高い)人に移りつつあります。
 課題は多数ありますが、今後の飛躍に大いに期待したいところです。

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