2015年10月8日木曜日

食品添加物・総論③

おはようございます。「健康だより No.17」が発行されています。














 表面は屋比久先生の原稿で「温熱療法とガン」。ガンの治癒を目指すには、局所療法ではなく全身療法こそが有効である、と強調しています。
 裏面は私の原稿で「カロリーと栄養の違い③」。カロリー管理が見落としがちなファイトケミカルと酵素にスポットを当てています。
 本院および各加盟店で入手できます。


 食品添加物の話を続けます。前回のブログの終わりに、「添加物はなんでもかんでも有害とは限らない」と記しました。それを説明するために、まずは食品添加物の役割・目的を整理してみます。

 食品添加物の役割・目的は、以下の通りです。
「にがり」や「かんすい」のように、食品をつくるのに欠かせない酸やアルカリなど
②栄養価を高めるアミノ酸やビタミン、ミネラルといった栄養強化剤
③食中毒を予防し、食品の保存性を高める保存料や酸化防止剤など
④品質や嗜好性を向上させるもの。おいしそうな色をつける着色料や、香りをつける香料、食感をよくする増粘剤、風味をよくする調味料

 にがりは、海水からとれる塩化マグネシウムを主成分とする食品添加物です豆乳豆腐に変える凝固剤として使用されます。
 かんすいは、中華麺などの製造に使うアルカリ塩水溶液で、中華麺特有の麺のコシや風味を出すには欠かせない食品添加物です。沖縄そばの麺にも使用されています。

サプリメントの原材料表記を見ると、ビタミンAとかビタミンB1といったように、栄養素名がそのまま印字されているものがあります。この用途が②の栄養強化剤です。分類上は食品添加物に入ります。
当社のアミノ酸サプリメントや「マルチビタミン&ミネラル」にも、これが当てはまります。
 ほとんどのお茶系飲料にはビタミンCが、EPA・DHAサプリメントにはビタミンEが入っています。もっともこの場合は、栄養強化ではなく酸化防止が目的ですが、分類上の区別はありません。

食品添加物は、必ずしもマイナスのものだけではないことがご理解いただけたと思います。
問題は③と④です。自炊を減らして、コンビニや持ち帰り弁当、ファストフードなど、保存性の効く食品で代用する。あるいは、色とりどりで、よい香りがして、舌触りもよい、いわゆる美食を求める。
私たちがその傾向に走れば走るほど、③と④の食品添加物を多く口に入れることになります。
ブログでは、こういった食品添加物を解説し、警鐘を鳴らしたいと考えています。

参考までに、2013年2月現在、国内で使用が認められている合成添加物は431種、天然添加物  は365種です。

(次回につづく)

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