2015年10月30日金曜日

食品添加物・キャリーオーバー

 おはようございます。今朝は中国・北京から4名の方が来訪され、温熱療法を受けられました。














 私も、最近はじめたばかりの中国語を無理やり使いながら施療をしました。相手も無理やり、というより相当頑張って聞き取っていたようでした。もう少し上手にならなければいけませんね。


前回は添加物の一括表示を紹介しましたが、それ以上に消費者にとっては手ごわい制度があります。
それはキャリーオーバーという巧妙ワザです。このように横文字で見せること自体に、なにか煙に巻こうという意図を感じてしまうのは私だけでしょうか。
 キャリーオーバーとは、原材料から完成品にそのまま持ち越される添加物のことです。平たくいえば、原材料に使われている添加物は表記しなくてもよい、というわけです。
 
具体例で説明したほうが分かりやすいようです。
 醤油せんべいという商品があります。そこで使用される醤油は原材料の一つです。その原材料としての醤油に添加物を入れても、それを表記する義務はありません。ちょっと、いや相当ビックリではないですか。
「醤油の原材料は大豆・小麦・塩だけであって、添加物など入りようがないではないか」と言う人もいるでしょう。それは本物(・・)()醤油(・・)の話であって、外食や中食で使用される業務用のものは醤油(・・)もどき(・・・)と言ってもいいくらいの別物です。

業務用の醤油は、コストを低く抑えるために、大豆は油を絞った残りカスといわれる脱脂加工大豆を使います。この原材料のクオリティの悪さを覆い隠すためなのか、さまざまな添加物が混入します。
例を挙げれば、ブドウ糖果糖液糖、合成甘味料、酸味料、防腐剤、ろ過剤・・・。その完成品は、もはや醤油とは呼べない代物です。
 これだけの添加物を用いても、キャリーオーバーというワザを使えば一切表記しなくてもよいことになります。

 凄すぎる制度だと思いませんか。

(次回につづく)

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