2015年5月30日土曜日

腸内環境チェック②

おはようございます。現在発売中の『週刊ダイヤモンド』に「究極のダイエット・燃焼!知られざる2兆円市場」という、健康関連記事というよりは経済記事の特集が組まれていました。

































たしかに、肥満は糖尿病や脂肪肝、動脈硬化など、あらゆる生活習慣病のリスクを高めます。そういう意味では、ダイエットも予防の一環といえなくもないのですが・・・。

 間食や夜食をやめる、夜の炭水化物(糖質)を控える、脂肪燃焼に働く栄養素(ビタミンB群や燃焼系アミノ酸)を摂る、適度な有酸素運動など、必ずしも大金を掛けなくてもダイエットは可能ではないでしょうか。
 できることならば、その予算を代謝アップのため、肥満が関連しない生活習慣病の予防のために使いたいものです。


便の観察ポイントの6項目、今日は後半の3つです。

④色  艶のある黄土色か茶褐色、あるいは黄色がかった褐色くらいがよいでしょう。
便秘の人は真っ黒くなる傾向があります。白みがかかっている場合は、消化不良や栄養不足が考えられます。緑色のときは、暴飲暴食か刺激の強いものの食べ過ぎを疑ってください。赤い便(出血)が出たら即検査です。痔か大腸の異常です。
⑤臭い キレイな腸から排出される便は強く臭いません。トイレにこもった便の臭いが、耐えられないレベルだとしたら要注意です。悪玉菌がつくりだした毒素が多い証拠です。このことは、便だけではなくガスについても同じことがいえます。

⑥浮くか浮かないか  
最初は浮いて、徐々に沈むのがよい重さだそうです。健康な人の便の比重は1,06くらいだそうです。比重というのは、正確に説明するのは難しいですが、ここでは水に対する相対的な重量だと考えてください。
  つまり、水よりもホンのちょっとだけ重いので「最初は浮いて徐々に沈む」ことになるのです。

  以上の6項目をクリアしていれば、あなたの腸内環境はおそらく良好だと思っていいでしょう。
 

 便のチェック以外に腸内環境の悪化を推し測るものには、腹部の膨満感、ゲップ、下痢などの腹部症状があります。また、口臭など口腔内の異常、前項で書いた肌荒れやニキビが増えているケースも腸内腐敗を疑ったほうがよいでしょう。

2015年5月28日木曜日

腸内環境チェック①

 こんにちは。先月から断続的に実施していた研修(学科講習のみ)が、さきほど終了しました。
 どうして断続的だったのかというと、研修生の方が多忙をきわめる経営者であったからです。 この方(女性)は、3つの店舗と70名のスタッフを抱える施術系のサービス業を経営し、そこに温熱療法を加えたいという目的で受講されました。忙しい合間を縫っての研修でした。
 
 本土の方で「加盟店研修を受けたいけれど、約1カ月間のスケジュール調整がつかない」という理由で断念された方が、今までに何名かいらっしゃいました。これからは、そういう方でも受講できるような受け皿、仕組みづくりが必要なのかもしれません。
 今後の課題として検討してみます。


 4月からの腸内環境シリーズは、「腸内環境の良し悪しが健康のカギを握る」ことを前提に書いています。
では、自分の腸内環境が良好なのか、それとも腐敗しているか、どうやってそれを判別するのでしょうか。

 腸内細菌バランスや消化吸収状態、腸粘膜の免疫状態や炎症の有無などを調べる便総合検査というものも、あるにはあります。
 ただ、保険適用外で検査費用として数万円かかるために、気軽に受けるというにはハードルが高すぎます。

 そこで、簡単に行えるセルフチェックとしては、便の観察があります。観察ポイントとして6項目を挙げてみます。今日は、前半の3つです。

①量  日本人の平均的な排便量は、1日あたり125~180グラムほどといわれます。これはバナナ1本から2本弱くらいです。あまりにも少ない場合には、食物繊維の摂取不足が考えられます。いうまでもなく、便が出ない(便秘)のは便の観察以前の問題ですので、早急に対策を打ってください。

②形  そのバナナのような形が一般にいわれる健康な便です。スーっと伸びた感じです。ブツブツと切れているものは、食物繊維や発酵食品が不足している可能性があります。ゴロゴロとしたものも、よろしくありません。

③硬さ 硬すぎることも柔らかすぎることもない、のが良好な便です。
     泥のような便は、大腸のトラブルで水分調整がうまくいっていない可能性があります。逆に、石のようなコチコチの便は、ストレスによる腸の不調からくるものかもしれません。

あんまり”まじまじと”見たいものでもありませんが、2~3秒で結構です、チェックしてみましょう。

(次回につづく)

2015年5月26日火曜日

タンパク質=肉類?

こんにちは。1週間ほど前の日本経済新聞に以下のような記事が掲載されていました。


















 高齢になるほど肉類をしっかり食べたほうがよい、というコメントを最近よく見聞します。『がんになったら肉を食べなさい』(溝口徹著)という本もあるくらいです。 
 こういう見解は、高齢になるほど、あるいはガンになったらタンパク質をたっぷり摂らなければいけない、という根拠に基づいています。それは、まったくその通りです。私も異論はありません。

 が、どうして「タンパク質 ⇒ まずは肉」という論理になるのかが理解できません。肉類はたしかにタンパク質を含みますが、意外と脂質が多い、というより脂質のほうが多いといってもよいのです。

















 多くの人が常食する牛や豚のロースやバラ肉、または鶏のもも肉は、タンパク質よりも脂質が上回っています。ヒレ肉かササミであれば脂質が少なめになりますが、いつもいつもヒレ肉かササミというわけにもいかないでしょう。

 そして肉の脂質には、体内で固まりやすい飽和脂肪酸や、炎症・アレルギーなどを促進するアラキドン酸が豊富です。
 また、アミノ酸への分解の困難さや農薬等の問題もあります。とくにアミノ酸への分解が順調にいかずに未分化タンパクが大量に発生しては、腸内環境にも悪影響がでます。それを考えても、肉類を食べ過ぎることはおすすめできません。

 
 肉食を全否定してはいませんし、私も普通に肉を食べます。が、タンパク質摂取を考えた場合、まず第一に来るのが肉類とは思いません。
 卵や大豆食品、魚介類を毎日しっかり食べつつ、ときどきの楽しみとして肉類を加えていけばよいのではないでしょうか。

 先週末のセミナーでは、このようなことを詳しくお伝えしました。来月は、飽和脂肪酸やアラキドン酸などを取り上げる「よい油と悪い油」がテーマです。
 本島にお住まいの方、ぜひご来場ください。

2015年5月23日土曜日

コレステロール

『日本一わかりやすい栄養と食事の講座』第10回
「タンパク質について②~量も質も分解も大切」は先ほど終了しました。

 今回は、はじめての試みとして「かんたんおすすめレシピ」を入れてみました。
 どれだけ学習しても、実践に移さなければ意味を持ちません。何か一つからでも食卓で始めてみてください。


次回は、6月27日(土) 14:00から

テーマは「よい油と悪い油を知る~脂質はピンからキリまで」です。
タンパク質に次いで、体をつくっている材料は脂質です。その脂質が「よいものか悪いものか」の違いで健康状態が大きく異なってきます。そのポイントを解説します。



さて、現在発売されている「週刊現代」5月30日号に、「動脈硬化学会が渋々認めた『コレステロール値』の嘘」 という記事が掲載されていました。

















 この記事の内容を短く要約みると

1.コレステロールが高い食品をいくら食べても、血中のコレステロール値にはまったく影響がない
2.今までの基準値は根拠がなくいい加減。そして厳しい
3.そのいい加減で厳しい基準値があることで、製薬メーカーや病院の懐が潤っていた

ということになります。

 これに関しては、来月のセミナーでじっくり解説しますので、ぜひ次回もご参加ください。

 なお、この「週刊現代」5月30日号は、沖縄では一昨日発売ですが、本土の多くの都市では週明けにも次号に置き換わりますので、購入を考えている方はお急ぎください。

2015年5月21日木曜日

発酵食品②

 上海からの研修生の実技研修が、昨日で終了しました。わずか6日間でしたが、必死に取り組んでいただき、何とか一通りの施療ができるようになりました。
 上海の店舗は6月中にはオープン予定です。いいスタートダッシュが切れることを願っています。

私は息つく暇もなく、今日と明日は別の研修の学科講習(全日)、明後日はセミナーです。忙しく、そして充実した日々を実感できる週です。



 さて、発酵食品のつづきです。我が国の伝統的な食生活には、野菜や発酵食品がごく身近に存在していました。そうしたものから植物性乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖をたっぷり摂っていたのです。
植物性乳酸菌については、4月28日のブログで触れました。植物性乳酸菌は胃に入っても胃酸で死滅することなく、多く生き残って大腸まで届く力が強いといわれています。
動物性乳酸菌の場合は、その多くは胃酸によって死滅してしまいます。もっとも、死んでも死んだなりに働くということも書きましたが、願わくば生きたまま腸で仕事をしてもらいたいものです。
その「生きた乳酸菌」を、かつては普通に日常の食事で体に入れていました。

ところが今では、その伝統食を手放して美食本位に向かおうとしています。
腸を原因とする各種の病気がふえているのは、この食事内容の変化だと推測できます。潰瘍性大腸炎やクローン病などの腸の病気は、以前はなかったはずです。これらの病気は、いうまでもなく腸内環境の悪化が引き起こしています。
前回列挙した「カタカナ食」には、乳酸菌も食物繊維もオリゴ糖もほとんど含まれていません。これでは、腸内環境の悪化は目に見えています。
私たちのご先祖様が長い時間をかけて築いてきた和食を、今こそ見直すときだと思います。

ここで、「味噌汁の極意」を披露します(そんな大したことではないですが…)。
味噌を入れるは火を止めてから入れてください。味噌を入れたあとにグツグツ煮込むと、発酵食品に豊富な酵素が死んでしまうからです。酵素は熱に弱く、48℃くらいから活性を失い始めます。
逆に、酵素は37~45℃くらいの温度で活性化します。火を止めてから入れる、または入れてすぐ火を止めることによって、この「酵素活性化ゾーン」での味噌汁を味わうことができます。このちょっとしたコツで、乳酸菌だけではなく、イキイキ酵素もたっぷりと体に入れることができます。

酵素については 後日詳しく説明します。

2015年5月19日火曜日

発酵食品①

おはようございます。5月も下旬になろうとしていますが、沖縄ではまだ梅雨入りしていません。例年だとGW明けくらいには梅雨入りしますが、今週も晴れ続きでその気配さえ感じられません。
 5月の台風といい、近年の気候はまったく読めません。今は、水不足にならないことを願うのみです。


 今回と次回は、我が国古来の発酵食品を取り上げます。
戦後から半世紀あまりで、日本人の食卓は大きく変わりました。ご飯、味噌汁、漬物、魚、野菜、大豆食品といった伝統的な和食から、パン、パスタ、肉類、乳製品などの欧米食がまたたく間に食卓を席巻しました。
ステーキ、ハンバーバー、フライドポテト、フライドチキン、ホットドッグ、ドーナツ、パスタ、ピザ、シチュー、ピラフ・・・。
どれもがカタカナ食です。その多くは、たしかに口当たりがよく若い人に好まれますが、これによって激減したのが発酵食品であり、腸内環境を整える善玉菌です。

 食事スタイルが和から洋に移ると、漬物、味噌、醤油、納豆などの発酵食品も影が薄くなります。これらのすぐれた食品は、植物性乳酸菌や納豆菌で腸内細菌バランスを善玉菌優位に傾ける援軍です。
なかでも糠漬けやキムチは乳酸菌が豊富です。 前回紹介したラブレ菌は、1993年、京都の冬を代表する漬物「すぐき」から発見されました。ラブレ菌は、免疫力を引き上げてインフルエンザを予防することで注目されています。
すぐきをはじめ、千枚漬け、しば漬け等、京都は漬物に事欠きませんが、これは即ち漬物の歴史の長さを物語っています。

日本人が食べる漬物の多くは、平安時代にはそのほとんどが存在したようです。
乳酸菌というと、今ではまず「ヨーグルト」が浮かぶ人が多いかもしれませんが、日本でヨーグルトが一般に普及したのは戦後です。日本は日本独自の食文化で乳酸菌をしっかり摂取していたのです。
醤油も味噌も、麹菌、酵母、乳酸菌のハーモニーによって生み出される大豆食品の最高傑作です。日本が世界に誇れる食品といってもいいでしょう。

和食が少なくなると、その恩恵にもあずかれなくなります。だから「和食」なのです。
(次回につづく)

2015年5月16日土曜日

機能性乳酸菌③

おはようございます。来週の土曜日はセミナーです。
今回は、前回のつづきで
「タンパク質について②~質も量も分解も重要」です。
冒頭にサラッと前回の復習をしますので、前回お越しになれなかった方でも無理なく話に入っていけます。
ただ、今回もすでに定員25名を超えるご予約をいただいています。あと2~3名で締め切りますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。


機能性乳酸菌シリーズ、最終回は免疫を高めることによって、とくにインフルエンザ予防が期待できる乳酸菌2種を紹介します。

-1乳酸菌
白血球、なかでもNK細胞を活性化することによって、インフルエンザや風邪のリスク低減効果があることで注目されています。
明治乳業が実施したR-1乳酸菌に関する調査があります。2010年~2011年の約半年間にかけて、佐賀県有田町の小中学生1904人にR-1乳酸菌を含むヨーグルトを毎日食べてもらったところ、インフルエンザ感染率が激減したそうです。隣接する自治体と比べても、伊万里市9,74%、武雄市10,48%に対して有田町0,64%と、その低さがきわだちました。

商品としては、同社より「R-1」の名でヨーグルトやドリンクタイプのものが販売されています。

ラブレ菌
ルイ・パストゥール研究所の岸田博士によって、京野菜の“すぐき”から発見された乳酸菌です。整腸作用や免疫賦活作用があることが分かっています。

ラブレ菌については、カゴメ㈱が2014年の1月から3月までの約2カ月間にかけて、栃木県那須塩原市の小学生2,926を対象に調査を行いました。すると、毎日ラブレ菌を摂取した児童のインフルエンザ感染率は、摂取しなかった児童の感染率23,%に対して15,7%と明らかに低いことが分かりました。


商品としては、同社より「ラブレ」の名でカプセル状のサプリメントやドリンクが、ラブレ創建㈱や㈱カネカからもサプリメントが販売されています。

2015年5月14日木曜日

機能性乳酸菌②

こんにちは。今日から約1週間の短期研修がスタートします(今回はほぼ実技のみ)。
受講するのは上海からの方です。「琉球温熱療法を上海でどんどん広げていきたい」と意欲的に考えている方です。
琉球温熱が国境を越えていくのは非常に楽しみなことです。温熱のよさを正しく伝えて、温熱のよさをそのままに上海の人に受け入れられるように、私も意欲的に研修を行うつもりです。


今回は、アレルギー改善効果が期待できる2つの乳酸菌を紹介します。

KW乳酸菌
キリンビールの研究所が昭和女子大学研究科と共同で開発した乳酸菌です。ヒトによる摂取試験で花粉症の改善効果が確認されています。
商品としては、キリンビールの関連会社である小岩井乳業から「小岩井プラズマ乳酸菌ヨーグルトKW乳酸菌プラス」、ヤクルトからタブレット状サプリメント「ノアレ」として販売されています。

-92乳酸菌
カルピスが開発した、アレルギー改善作用のある乳酸菌です。
商品としては、同社より「アレルケア」という商品名で、粒状サプリメントや飲料が販売されています。

上記2つの乳酸菌の作用メカニズムに関連してくるのが、リンパ球の1種であるヘルパーT細胞です。
リンパ球は、病原菌やウイルス、がん細胞を攻撃する、免疫の中心的役割を担います。そのなかでヘルパーT細胞は、それ自身は攻撃を仕掛けませんが、攻撃を担当する細胞(NK細胞、キラーT細胞、B細胞)を活性化する、あるいは情報提供するなどして、司令塔的な重責を果たします。

このヘルパーT細胞には2種類あり、Th1とTh2に分かれます。この2つはバランスが大切で、Th2が優位になり過ぎてTh1が減少すると各種のアレルギーを引き起こすといわれています。

KW乳酸菌とL-92乳酸菌は、Th1 / Th2バランスの改善効果が高い菌として選び出されてものです。

2015年5月12日火曜日

機能性乳酸菌①

こんにちは。台風一過の昼下がりです。
本院は午後からの仕事スタートです。午前中ダッシュ型の私はエンジンがうまく掛かりませんが、まずはブログから始めます。

現在、ブログでは腸内環境を連載していますが、1か月前くらいに紹介した雑誌『Tarzan』の「日本人の腸内環境が危ない」に役立つ記事がいっぱいです。














「腸もみ」「うんち学」「東の乳酸菌、西の食物繊維。食材番付」、婚活ならぬ「ヨー(グルト)活」など、楽しみながら読むことができます。
もう書店の店頭には並んでいないと思いますが、Amazon等でバックナンバーを購入できます。税込500円とお得感あります。


今週は、機能性が高いとして注目されている乳酸菌をいくつか紹介します。

LG21菌
ヨーグルトの棚で見かけるので、ご存知の方も多いでしょう。明治乳業が東海大学医学部との共同研究で開発した乳酸菌です。

経口投与によるヒト実験で、LG21菌が胃のピロリ菌を減少させることが分かっています。抗生物質でピロリ菌を除去しようとすると、ピロリ菌だけではなく善玉菌も一緒に死滅してしまいますが、LG21菌はピロリ菌を特異的に減らすことができるところがすぐれています。
商品としては、明治乳業より「プロピオヨーグルトLG21」として販売されています。

ところで、抗生物質によるピロリ菌除去治療ですが、日本ヘリコバクター学会では成功率90%と公表しています。
しかし、現場の臨床医で90%と実感している人は少ないようです。私が昨年受講した講座(分子栄養学実践講座)のなかでは、ある医師が「せいぜい70%」と話していました。

この差異は、抗生物質に耐性ができていることが原因と考えられています。耐性とは、薬などを繰り返し投与するうちに、体が抵抗性を獲得して次第に効き目が低下していくことです。
子供のときから今にいたるまで何かにつけて抗生物質を使っていると、肝心のピロリ菌除去のときに効力が発揮されないことも考えられます。

そのときに援軍となってくれるのがLG21菌です。ピロリ菌除去治療中にLG21菌を摂取し続けると成功率が10%ほど上がる、と講座では教わりました。
ピロリ菌に由来する胃炎は、慢性胃炎→萎縮性胃炎→上皮化成(前がん状態)→胃がん、と進行していく可能性があります。

将来にわたる胃がんのリスクを考えると、成功率10%upは大きいといえるでしょう。
(次回につづく)

2015年5月9日土曜日

かんたん善玉菌レシピ

おはようございます。一昨日、各媒体で報道されていたニュースです。
「コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡する危険性が4割ほど減るとの研究結果を国立がん研究センターや東京大学などの研究チームが、7日公表した」。
「がんによる死亡との関連は見られず、全ての死亡の危険性で比較すると24%減だった」。
「チームは血糖値や血圧を調整するクロロゲン酸や、血管の健康を保つカフェインの効果が考えられるとしている」。

コーヒーは、専門家のあいだでも賛否が分かれる食品の一つです。が、この研究結果では、適量のコーヒーはプラスに働くようです。
クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、ニトロソアミンという強力な発がん物質の生成を阻止する働きがあります。また、コーヒー浣腸の効用として知られる肝臓強化胆石予防も期待できます。
上の研究結果では「がんによる死亡との関連は見られず」ですが、統計的には、肝臓がん、大腸がん、子宮がんになりにくい傾向があることが分かっています。

ただし、飲み過ぎるとカフェイン中毒による神経過敏や睡眠障害、心臓の動悸や不整脈、手足のしびれなどの悪影響も考えられます。“過ぎたるは及ばざるがごとし”で、1日3~4杯くらいがよいのでしょう。
そして、できれば砂糖は入れたくないものです。間違っても、小さな容器に入ったコーヒークリーム(コーヒーフレッシュ)は入れてはいけません。トランス脂肪酸という危険な油ですので。
(昨年12 / 8、12 / 10のブログ参照)

今日は、善玉菌レシピを一つ紹介します。
私は、職場から帰宅して夕食が近づくと、少しだけ手伝います。納豆にキムチを加えて一緒に混ぜ合わせるのです。それが超簡単で腸には超強力なレシピだからです。このダジャレ(?)の理由を書きましょう。

納豆菌はそれ自体で腸に作用するだけではなく、乳酸菌を活性化する働きもあります。ですから、この2つは同時に摂ると相乗効果が見込めます。
納豆菌と乳酸菌を一緒に摂るというと・・・キムチ納豆になるわけです。我が家の食卓では定番ですが、結構イケますよ。

さらに、玉ねぎを刻んでキムチ納豆と一緒に混ぜるという応用ワザもあります。玉ねぎにはオリゴ糖が含まれるからです。

ただし、玉ねぎを入れ過ぎると辛くなってしまいます。やはりここでも“過ぎたるは及ばざるがごとし”で、薬味程度に少々入れるのがよろしいようで・・・

2015年5月7日木曜日

オリゴ糖

 おはようございます。GWはいかがでしたか?あっ、まだGW中の人もいるようですね(優雅!!
 GW中に数冊の本を読みましたが、その内の1冊が池上彰さんの『見通す力』(生活人新書)です。これから起こり得ることを予測するための情報の集め方、その情報に基づく仮説の立て方、仮説の検証や修正の大切さ、などが書いてありました。

 池上さんは、2008年のサブプライムローンの破綻を、ある程度は予測していたようです。
 それに続くリーマンショックで痛手を負った人は少なくないはず。資産運用はともかく、見通す力はあるに越したことはないと思いました。簡単には身につきませんが。
  

 前回まで、4種類の善玉菌を紹介しましたが、もう一つ大切なものがあります。
 善玉菌そのものではないですが、「摂取することによって腸内細菌のなかの善玉菌を増やすことができる」ものを摂ることです。

 たとえば、善玉菌のなかで圧倒的な数を有するビフィズス菌。このビフィズス菌を増やすには、ビフィズス菌のエサを入れるとよいのです。
そのエサとはオリゴ糖です。オリゴ糖はビフィズス菌に取り込まれて増殖を促がします。
/ 30のブログで書きましたが、圧倒的多数のビフィズス菌も、40歳あたりを境に老年期にいくにつれて減少します。それを防ぐ、減少を最小限にとどめるために、オリゴ糖を入れるのは有効です。

 オリゴ糖のすぐれている点は、ビフィズス菌に特異的に利用されることです。ビフィズス菌を増やしても、悪玉菌も一緒に増やしたのでは効果が相殺されてしまいます。しかし、優秀なオリゴ糖は、悪玉菌には利用されないことが明らかになっています。
 オリゴ糖は、さらに多彩な働きをしてくれます。アレルギーの予防がその一つです。腸内のビフィズス菌が多い人にはアレルギーが少ないことが分かっています。

 オリゴ糖を含む食品には、ごぼう、玉ねぎ、アスパラガス、トウモロコシ、ニンニク、キャベツ、じゃがいも、バナナ、リンゴなどが挙げられます。野菜果物以外では、豆腐、納豆、黒豆、きな粉、味噌、醤油などの大豆食品にも含まれます。

また、オリゴ糖シロップといった商品が各社から発売されています。コーヒーや紅茶に甘みがほしいという人は、砂糖ではなくオリゴ糖シロップを入れたほうが健康的です。

2015年5月4日月曜日

読書なGW

おはようございます。GWまっただ中です。皆様、いかがお過ごしですか?

私はというと、連休はたいていそうですが、読書中心になりそうです。
 












大好きな海に行きたいとも思いますが、沖縄は観光地でもあるので、出掛けても渋滞と人ごみに巻き込まれてしまうのが理由の一つ(それに、いつでも行けるし…)。
もう一つは、6月まで研修が続くので、アウトプット(知識を伝えること)とインプット(新しい知識を入れること)のバランスを調整するためです。知識は入れっ放しでもダメ、出しっ放しでもダメということです。

ただし、今日4日は個人的なAnniversaryに当たるので、那覇市内でちょっと贅沢なランチです。
その時くらいは腸内環境のことも忘れて・・・

皆さんもそれぞれ有意義に過ごしてくださいね。

2015年5月2日土曜日

善玉菌の種類③

 おはようございます。5月に入りました。
沖縄に限らず、近年は全国的に春と秋が短く、逆に夏と冬が長いような気がします。というよりも、本土のほとんどで4月に雪が降ったり真夏日になったりするくらいですから、季節と季節の境目が分かりにくくなっているようです。
ともあれ、これからの季節は、チューリップやバラ、シャクナゲ、アヤメ、ふじ、シバザクラetc.と、まだまだ春の花を堪能できるので、GWに出かけてみては・・・。
沖縄の場合は、デイゴと月桃?


今日は、ビフィズス菌と乳酸菌以外の善玉菌を紹介しましょう。
納豆には納豆菌という善玉菌が存在します。
昔ながらの稲わらに包まれた納豆をご存知ですか。その稲わらに大量の納豆菌が生息しています。日本産の稲わら1本には、1000万個の納豆菌が付着しているそうです。
 食酢に含まれるのは酪酸菌です。酪酸菌は分子がきわめて小さく、大腸の粘膜から吸収されて腸管のエネルギーとして即利用されます。これが、後日記述する便秘の解消に役立ちます。

 乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酪酸菌と、代表的な善玉菌4つを紹介しましたが、この4つは、さまざまな場面で相互に補完し合っています。

この図では、乳酸菌、納豆菌、酪酸菌が、ビフィズス菌の生育を助ける、ビフィズス菌が棲みやすい環境をつくる、など何らかのかたちでビフィズス菌をサポートしています。ビフィズス菌を中心に善玉菌が構成されているのが、このことからも分かります。

これは、「ビタミン・ミネラルはチームで働く」というのと何か似ているような気がします。やはり、特定のものだけを“せっせと”摂るよりも、いろんなものをまんべんなく摂るほうがよいということでしょう。



 当ブログのPV(ページビュー=閲覧回数のこと?)が15,000回に到達しました。ありがとうございます。
ちなみに1万回のときは見逃していました。

 琉球温熱療法院・本院は3日(日)の定休日につづき、4日~5日がお休みです。