2015年4月16日木曜日

大腸の免疫組織①

 おはようございます。しばらくブログをお休みしていました。
  4日ほど沖縄を離れて、土~日は実家のある横浜へ、月~火は同じ神奈川県の箱根で羽を伸ばしました。
  月曜日、各地で真冬に戻った日の箱根は、1番寒いところでは1℃でした。おかげで珍しく体調を崩してしまいました。皆さんは大丈夫ですか?

 箱根の写真は、また後日アップします。
  

   さっそくですが、腸内環境の話を再開します。
 先週は、免疫細胞の6割が集まっているといわれる小腸の話をしました。今週は大腸です。大腸もまた免疫力を左右する重要な臓器です。大腸の免疫は、その中にある菌、腸内細菌が司っています。

 細菌が宿っているのは、なにも大腸だけではありません。消化管全体が「チクワ」ですから、消化器系全体に細菌は生息しています。ただ胃を通過するときに、強酸性である胃酸の働きによって細菌の多くが死滅します。の出口に続く十二指腸では、細菌の数がもっとも少なくなります。小腸になると再び細菌が増えはじめ、大腸に入ると激増して細菌だらけになります。
 腸内細菌を語るときに大腸が代名詞のように扱われるのは、その理由によります。

 腸内細菌は、赤ちゃんが生まれてから約1週間である程度のレベルで出来上がることがわかっています
 出生前の胎児は細菌との接触はなく、生まれてはじめて排泄する胎便は通常は無菌です。ところが、その3~4時間後には、もう大腸菌などの細菌が出現します。
1日目には、糞便1グラム当りの細菌数は1000億個以上にもなります。
3日目ころにはビフィズス菌が現れはじめます。このビフィズス菌が4日目から7日目にかけて最優勢となり、腸内細菌の95~99%を占めるにいたります。
悪いほうの細菌はそれと入れ替わるように抑えられて、ビフィズス菌の100分の1程度になります。












ここで一応の完成をみます。つまり、生まれてほどない赤ちゃんの腸内細菌は、その多くがよい菌でで埋めつくされているということです。

(次回につづく)

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