2015年3月7日土曜日

野菜・果物の食物繊維

 おはようございます。昨日は啓蟄(けいちつ)でした。啓蟄の「蟄」とは冬眠している様子をいい、「啓」とは行動をすること。すごもりの虫も顔をのぞかせ始め、桃の花もつぼみを開き始め、野山では鳥の鳴き声があちらこちらで聞こえてくる気候のようです。
 動物たちも本格的に動き始めます。年はじめのスダートダッシュをしそこなった人も、動物に合わせて(?)そろそろアクションを起こしましょう。


 前回、および前々回に書いたように、現代の野菜や果物に含まれるビタミン・ミネラルは、ひと昔と比べて激減してしまいました。また、インフラ整備やライフスタイルの変化によって、さらに少なくなったものを私たちは口にしています。
 栄養の面からみた野菜・果物は、すでに食べるだけの価値を失ってしまったのでしょうか。値段も安くはなくなっているし、そう思いたくなるのも無理はありません。

 しかし、それでも野菜や果物は毎日しっかり食べる必要があります。その中に含まれる栄養素はビタミン・ミネラルだけではないからです。

 一つには、食物繊維が豊富だからです。 食物繊維のほとんどは、腸で吸収されることはありません。ということは、消化できない食物繊維は、腸にとって異物として認識されます。もっとも何の害もなく、「素晴らしい」異物ですが。
 腸はこの異物を早く外に排泄しようとしますので、その動き(ぜん動運動)を結果的に活発にします。便秘対策の基本が食物繊維だというのは、この理由によります。

 食物繊維の働きは、それだけではありません。腸の中の毒素を吸着して外に出すという役目もあります。便秘ということは、多くの毒素が腸内に留まっていることを意味します。そこに食物繊維があれば、有害物質を吸着して排出してくれます。腸のお掃除役としても食物繊維は重要です。
さらに水溶性の食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。先日、テレビ番組の紹介で腸内細菌について触れましたが、腸がキレイかどうかは健康を大きく左右します。

次回につづく) 

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