2015年3月31日火曜日

ビタミンB群(再)③

おはようございます。3月も今日で終わりです。多くの人にとっては年度末でもあるでしょう。
皆様それぞれにとって、よき節目となることを願っています。
私は、明日から研修が始まります。新年度にふさわしいスタートダッシュに向けて、今日はじっくりと内容を組み立てて、イメージを描きたいと考えています。


ビタミンB群の解説、最終日はビタミンB6、ビタミンB12と葉酸です。

ビタミンB6は、琉球温熱療法院の屋比久先生が重視しているビタミンです。それは、B6がタンパク質の代謝に欠かせないからです。タンパク質は分解・吸収されるまでも重要ですが、アミノ酸として血液に入ってからの道筋にも着目しなければいけません。

 B6は、ヘモグロビンや免疫グロブリンの合成に関わります。ヘモグロビンは赤血球中に存在し、体じゅうに酸素を運搬します。免疫グロブンリンは、抗原に対して特異的に反応して分泌される抗体のことです。

 それ以外にも、B6は神経伝達物質の合成に不可欠です。精神安定作用を持ち、抗うつ作用もあるセロトニン、快楽感をもたらし、興奮を刺激するドーパミン、その興奮を鎮め、リラックス効果があるGABA(γアミノ酪酸)、それぞれを合成する最終段階で補酵素としてB6が必要です。

 前々回書いたように、B6を活性化するには、ビタミンB2が必要です。B6は魚介類をはじめ、肉類、バナナなどに含まれます。


 ビタミンB12と葉酸は、それぞれ協同してヘモグロビンの合成に働きます。どちらかが欠乏しても悪性貧血をまねきます。
 同じくビタミンB12と葉酸が協調して、DNAの合成に働きます。欠乏すると、新陳代謝に影響が出ます。
 葉酸はとくに胎児の発育に不可欠です。妊婦さんはしっかり摂る必要があります。

 B12はレバーや貝類、卵などに、葉酸はレバーや緑黄色野菜に含まれます。
 B12は動物性食品にしか含まれていない、ということは広く知られていますが、例外として海苔はB12が豊富です。


 ひとまず、これでビタミン・ミネラルのシリーズを終わります。次回からは、「腸内環境」について書いてみます。

 来月以降も、引き続きお読みください。

0 件のコメント:

コメントを投稿