2015年3月28日土曜日

ビタミンB群(再)②

  こんにちは。『日本一わかりやすい栄養と食事の講座』第8回「添加物・電磁波・経皮毒」は、さきほど終了しました。
 今回は、部屋に入り切れない事態になってしまいました。

  ご来場いただいた方、本当にありがとうございました。

来月からは、もう一度最初に戻って開催します。

次回は、4月25日(土) 午後2時 から

テーマは 「栄養とカロリーの違い ~ 栄養学のイロハのイ」
       「タンパク質について① ~ 量も質も分解も大切」
の2つです。ぜひ、ご来場ください。
 

ビタミンB群の続きです。
今日は、ビタミンB群のなかのナイアシンとパントテン酸、およびビオチンです。知名度はいま一つですが、どれも大切な栄養素です。

ナイアシンは500種類以上もの酵素を助ける補酵素として働きます。先月ブログで紹介したマグネシウムが300種類以上、亜鉛が250種類以上ですから、ナイアシンは最強の補酵素といってもいいかもしれません。

具体的には、酸化還元作用を中心に働きます。たとえばビタミンCの還元です。
活性酸素を除去する、つまり抗酸化の仕事をし終えたビタミンCは、電子を一つ失って酸化してしまいます。ナイアシンは、酸化したビタミンCに電子を一つ与えて(還元)再び仕事をさせます。隠れた錆び止め防衛隊といえるかもしれません。

ナイアシンが圧倒的に多いのは魚介類。それ以外では、レバー、米、パンなどです。


パントテン酸は「エネルギーの交差点」ともいわれています
ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸がエネルギーに変わるときに、いくつかの変換を経て、いずれもアセチルCoA(コエンザイムA)という物質にたどり着きます。そこを経てエネルギーの生産プロセスに入っていきます。パントテン酸は、アセチルCoAの構成成分です。パントテン酸不足では、材料が何であってもエネルギー代謝に支障が出る可能性があります。

また、ストレスを抱えている人にも、パントテン酸は必須です。ストレスを受けると真っ先にダメージを受ける臓器は、腎臓のうえに乗っかっている副腎です。副腎はストレスに対抗するホルモン(コルチゾールなど)を生産するために大きな負担が掛かります。そのときにとくに消耗する栄養素が、ビタミンCとパントテン酸です。

パントテン酸は、肉類、魚介類、納豆、卵などに含まれます。

ビオチンは皮膚や髪の健康を保ち、なかでも髪に栄養を与えて抜け毛や白髪を防止する役割があります。中高年にとっては必須の栄養素かもしれません。


ビオチンが多いのは卵です。ただ生卵にすると、ビオチンの吸収を妨げるアビジンという物質が残り、せっかくのビオチンが消化できません。できるかぎり生卵は避けましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿