2015年3月10日火曜日

ファイトケミカル

おはようございます。
那覇新都心のスーパーで見かけた京野菜の漬物コーナーです。べったら漬けや千枚漬け、赤かぶらなど、漬物好きにはたまらない一角です。


沖縄の漬物というと、島らっきょうの塩漬けやパパイア、ゴーヤーの漬物などが思い浮かびます。
が、気候の影響なのか、食文化の違いなのか、日常的に食卓に浸透しているとはいえないようです。
(認識違いだったらゴメンナサイ)
それでも最近は、内地からの移住者が増えているためか(私もそうです)、こういうコーナーが成り立つようになったのでしょうか。
ささやかな楽しみが増えました。
  

 食物繊維に加えて、もう一つ野菜・果物にとって大切な栄養素にファイトケミカルがあります。「ファイト」はギリシャ語で植物という意味。「ケミカル」は化学物質ですから、ファイトケミカルとは、植物に含まれる化学物質、または植物がつくりだす化学物質のことです。ただ、この説明では、まったくわかりませんね。具体的に説明しましょう。 

 植物は動物と違って動けません。太陽の強い日差し、つまり紫外線にさらされても、それを避けるために日陰に隠れることは不可能です。その環境のなかでも生きていくために、植物は紫外線から自分の身を守るための術を持たなければいけません。それがファイトケミカルだといってよいでしょう。
 ファイトケミカルは、植物が自らを守るためにつくりだした天然成分です。

 ファイトケミカルの最大の仕事は、活性酸素から自らを防御する抗酸化作用です。その抗酸化力は、すでに紹介したビタミンCよりはるかに強いといわれています。
植物がもつ色素は、太陽の光を無害なものに置き換える力があります。そのファイトケミカルを野菜・果物を通して体に入れると、その作用がヒトの体内で働きます。摂取したファイトケミカルは、細胞膜や細胞の中に入り込み、活性酸素の働きを阻害します。

 ファイトケミカルから得られる恩恵は、抗酸化作用以外にも、発がん物質の抑制作用免疫増強作用など、いいことづくめです。抗酸化作用も結局はがんの抑制に結びつきますので、ファイトケミカルはがん予防に欠かせない栄養素といって間違いありません。

 ファイトケミカルのおよそ9割は、野菜や果物など、私たちが日常食べている食品に含まれています。現在見つかっているのは約1500種類ほどですが、実際にはまだまだあると推測されています。

 次回につづく)

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