2015年3月3日火曜日

野菜・果物の含有量①

おはようございます。わけあって、先週からタンパク質に関する本を読みなおしています。

タンパク質は、臓器や筋肉、皮膚をはじめ、血液、血管、骨の主要部分(基質)、ホルモン、酵素など、体をつくる主たる材料です。健康な体を保ち続けるためには、何はなくともタンパク質をたっぷり摂らなければいけません。
今ブログで連載しているビタミン・ミネラルは、そのタンパク質を十分に生かすための、つまり代謝に働くためのものです。
途中からブログを読み始めた方は、時間のあるときにでも、昨年6月から10月にかけて連載したタンパク質の記事をぜひお読みください。


では、ビタミン・ミネラルの話を続けます。
ビタミン・ミネラルというと、まずは野菜と果物を思い浮かべるでしょう。野菜や果物にはビタミン・ミネラルが豊富で・・・といいたいところですが、じつはそうではないのです。
現在収穫される野菜や果物のほとんどは、ビタミンもミネラルも激減しているのが実状です。たとえば半世紀前と今とを比べると、ほうれん草のビタミンCや人参のビタミンAは約5分の1、など概ね2割から半分くらいです。

なぜ野菜や果物のビタミン・ミネラルがこんなにも少なくなってしまったのでしょうか。
①土壌の変化
昔は、人糞や残飯、稲わらを堆肥にして、収穫したあとの農地にビタミン・ミネラルを戻していました。しかし現代では、人糞は下水へ、残飯は生ゴミへと行き先が変わり、代わって化学肥料が中心になり土壌がすっかり痩せてしまいました。ビタミン・ミネラルが大きく減ってしまった決定的な原因はこれです。

②ハウス栽培の増加
トマトもキャベツも人参も、今では年じゅう購入できるようになりました。こうなってくると、野菜の旬の季節が分からない人も増えているような気がします。
旬など分からなくても、便利であればいいと思うかもしれません。が、旬から外れた野菜は、じつはビタミン・ミネラルが非常に少ないのです。
逆に多いのは農薬です。紫外線は、農薬をある程度は分解する作用を持ちますが、ハウス栽培ではそれは期待できないからです。

(次回につづく)

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