2015年2月17日火曜日

マグネシウム

おはようございます。
2012年に内閣府消費者委員会が実施した、「消費者の『健康食品』の利用に関する意識調査」というものがあります。
その調査では、健康食品のイメージとして下のような結果が出ました。

行き過ぎた宣伝・広告が目立つ    48,8%
簡単に栄養補給ができて便利      46,6%
高額                     39,2% 
                                                                             
病気の予防に効果がある        18,6%
食品だから安心              13,8%

これを見るかぎりでは、サプリメントを含めた健康食品は、まだまだ正しく理解されていないようです。
来週のセミナーは、サプリメントを正しく理解していただくための内容を用意しています。


先週は、骨やヘモグロビンの材料という研究の歴史が長かったこともあり、まずはミネラルの代名詞であるカルシウムと鉄を紹介しました。
一方で、体内でのあらゆる化学反応にミネラルが不可欠であることは、半世紀前くらいになって、やっと判明したに過ぎません。それからというもの、ミネラルは一躍栄養学の最先端テーマに浮上しました。
今週は、カルシウムと鉄以外のミネラルを紹介します。

アール・ミンデル著『ビタミン・バイブル』には、「ビタミンはたしかに重要なものだが、ミネラルなしでは何の働きもしない。ミネラルこそが栄養素の世界のシンデレラなのである」と、その重要性を説いています。
ここでいうミネラルは、いうまでもなく補酵素の役割のことです。この補酵素という役割において、カルシウムや鉄以上に強力なミネラルが存在します。

たとえばマグネシウム。ミネラルは、酵素の働きを助ける、酵素を活性化させる、など補酵素として機能することを以前に記述しました。マグネシウムは、その補酵素として最強のミネラルといえるかもしれません。何といっても、マグネシウムは300種類以上もの酵素を手助けできる最強のプレーヤーなのです。

マグネシウムは、カルシウムと互いに反対の作用を行うことによりバランスを保っています。反対の作用とは、カルシウムが筋肉や血管、神経の収縮に働くのに対して、マグネシウムはその逆で、筋肉や血管、神経の拡張に働きます。

よって、カルシウムが優位になり過ぎると、けいれんや不整脈、高血圧などの症状が起きます。マグネシウムはこういった症状の予防にはたらきます。この2つはバランスが重要であり、カルシウムさえ摂っていればよいのではありません。

カルシウムとマグネシウムの理想的な比率は2:1くらいだと長らく言われ続けています。しかし、マグネシウムの重要さが見直されるにつれ「1:1が適切ではないのか」という見解が増えています。

マグネシウムは、大豆食品や海藻類、イワシ、かぼちゃ、アーモンド、カシューナッツ、玄米(発芽玄米)などに豊富です。

(次回につづく)

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