2015年2月15日日曜日

鉄(その2)

おはようございます。今月のセミナーのお知らせです。

28日(土) 午後14:00~16:00

テーマは『サプリメント~何を摂るか、何を選ぶか』です。

サプリメントの基本的な考え方から、何から摂ればよいのか、飲むタイミング、さらに成分表記の読み方、そして怪しいサプリの見破り方までお伝えします。
来場したからって、サプリを買わされるなんてことはありませんので。念のため。


鉄の必要摂取量の話です。吸収率の平均を10%とした場合、成人で10mg / 日 必要です。
ただし、閉経前女性の場合、月経による喪失を考えると、その倍にあたる20mg / 日 が必要です。男性と同じ量では不足気味になります。閉経前の女性が鉄欠乏性貧血になりやすいのはこのためです。鉄を十分に摂取しないといけません。

貧血症状が出たときに、病院で処方される鉄剤に頼るひとがいます。たしかに症状は改善するし、ヘモグロビン値も上がります。緊急的に必要な場合にはそれも理解できますが、鉄剤を継続的に飲み続けると、ある問題が出てきます。

前回、ヘモグロビンはヘム鉄+グロビン(タンパク質)という話をしました。鉄は、このようにタンパク質と結合していると安定した状態を維持します。一方で、タンパク質と結合していない、つまり裸の状態の鉄は安定性を欠き、活性酸素を発生します
この裸の鉄を大量に入れるのが鉄剤です。ですからリスクを伴うのです。

鉄剤に頼るよりは、ヘム鉄のサプリメントやヘム鉄関連食品のほうがよいでしょう。ヘム鉄のサプリメントは少ないですが、あるにはあります。
ヘム鉄関連食品では、ファンケル㈱の「フェミニーナ」(飲料・トクホ)やアサヒビール薬品㈱の「Feプルーン」(ゼリー・トクホ)、日本たばこ産業㈱の「Feルーナ」(飲料)といったものがあります。
自分では試したことがないので、どれがお薦めとかは書けません。


最後になりますが、ヘモグロビンの合成には銅が必要です。銅はレバー(ここでも!)、魚介類、豆類などに豊富です。結局ここでも、「ヘモグロビン=鉄」ということではなく、さまざまな食品を幅広く摂ることが大切だということに変わりはありません。

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