2014年11月29日土曜日

リノール酸②

 おはようございます。あらためて次回のセミナーのご案内です。


 テーマは、「冷え症・インフルエンザ対策」とありますが、おそらく時間が余ってしまうと思いますので、もう一つ加えます。
 先週のセミナーで酵素について触れましたが、時間の都合で十分には話をできませんでした。じつは酵素を知れば、それが冷え症の対策にもつながりますので、その点を補足したいと考えています。
 また、酵素に関して非常に鋭い質問をいただきましたが、それについても少し説明を加えます。
 そこで「酵素のつづき(補足)」を追加します。年末の忙しい時期ではありますが、ぜひ足をお運びください。


 
 前々回は、家庭でよく使われている油の多くが、リノール酸というカテゴリーのものだという話をしました。しかし、リノール酸があるのは家庭の台所だけではありません。
 外食や中食(調理済みの持ち帰り食品)で使用されている油のほとんどが、このリノール酸であると思って間違いありません。理由は、やはり安価だからです。競争が激しい外食・中食業界にあって、コストの圧縮は至上命題です。高価・高品質な油は、使いたくても使えないという事情があります。

 では、リノール酸の良し悪しをみていきましょう。
 リノール酸は人体で合成できないので、食事から摂取しなければいけません。リノール酸は、細胞膜の材料になるほか、血圧をさげるなどの働きがあります。不足すると、肝臓障害、胃腸障害、皮膚炎、感染症にかかりやすくなる、といったことが指摘されています。つまり、適量は摂取する必要があります。
 が、現代の食生活では、適量をはるかに超えて過剰に摂取してしまいがちです。私たちは、リノール酸を「いかに摂らないか」を考えたほうが、現実的といえそうです。

 じっさいにリノール酸を過剰に摂取するとどうなるのか。具体例を挙げると、炎症の促進、アレルギー症状の促進、血圧を上げる、中性脂肪を上げる、血栓をつくる(血液を固める)、脳細胞機能を低下させる、といったマイナス面が考えられます。さらに、リノール酸の摂り過ぎが大腸がん、乳がん、前立腺がんを促進させる、という研究結果もあります。
 もうお気づきかもしれません。EPA・DHAのプラス作用(11 / 4 および11 / 6 付ブログ)と、ほぼ正反対に働きます
(次回につづく)

 

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