2014年10月28日火曜日

脂質はどこにあるのか①

  おはようございます。各地から紅葉の映像が届きはじめています。今は北海道から東北、北関東あたりが見ごろのようです。
 このエリアの紅葉で印象に残っているのは、奥入瀬渓流でしょうか。学生時に太宰治の『津軽』を読んだのがきっかけで、青森にたびたび出かけたのを憶えています。その旅の一つ、十和田湖から奥入瀬渓流を歩いた時の真っ赤に染まった紅葉が、今でも目に焼き付いています。
 もう一度見てみたいのですが、沖縄から青森へはホントに遠いです。札幌よりは手前ですが、じっさい行くとなると直行便もないので大変です。またいつかの楽しみにしましょうか。

 今回から脂質の話をスタートします。脂質、脂肪と聞いて何を連想しますか?脂肪=太る=よくない。もちろん、あまりにも摂り過ぎれば肥満の元になりますし、内臓脂肪の蓄積による生活習慣病のリスクも高まります。
 だからといって、摂らなければいいというほどに単純なことではありません。脂質はタンパク質に次ぐ体の成分です(6 / 20付ブログ)。体にとって何のために必要かというと、細胞膜を形成するためです。

 人間の体は、若い人の場合、約60兆個の細胞でつくられていて、その一つ一つが細胞膜で覆われています。その細胞膜が脂質でなければならない理由は、水では状況的にまずいからです。
 水は一定気温以上になると蒸発するので、それが細胞膜の材料では生命を維持できません。体の約3分の2は水で構成されていますが、その水分を守るためにも、細胞は大気中に蒸発しない脂質で囲われる必要があるのです。

 「それは分かった。過剰でない程度に油は摂っているから大丈夫」という声が聞こえてきそうです。その通りです。意図的なダイエットでもしない限りは、今の日本で脂質が不足することは滅多にありません。
 では、この「脂質」シリーズは読む必要がないのかというと、残念ながら、そうは問屋が卸しません。脂質で大切なのは、量もさることながら、質が求められるからです。油だったら何でもいい、というわけにはいきません。
(次回につづく)


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