2014年9月30日火曜日

牛乳③(ホルモンetc.)

 おはようございます。約1年にわたってBSで放送されてきた「寅さん」が、先週末で終了しました。レンタルDVDやテレビ放映でその多くを見てはいましたが、初回から最終作まで順番通りに見たのは初めてです。
 不思議な魅力を持った作品に思えます。後半から終盤にかけては、笑える場面も少なくなってしまいます。それでも毎週、放送を楽しみにしているのですから。

 葛飾柴又の下町風情も味があるし、旅先のローカルな原風景もどことなく懐かしい。
 それにもまして、やはり寅さんの浮世離れした人間くささと人情味に惹かれるのでしょうね。そして、どこまでも自由奔放で型破りな生き方には、束縛の多い(?)現代人はどこか憧れるのかもしれません。
 また数年たったら見てみたい作品です。それにしても「沖縄編」での寅さんの幸せな時間は、全作のなかでも1番心温まる場面だったと、私は思います。

 一転して、牛乳の話の続きです。
「牛乳を飲み続けると、骨が強くなるどころか弱くなる」にとどまらず、牛乳の継続的な摂取は、ある種のガンのリスクを高めるようです。ホルモン依存性ガンといって、過剰なホルモンがガン細胞の増殖に影響を与えるガンのことです。具体的には、前立腺ガンのすべて、乳ガンのほとんど、子宮体ガンや卵巣ガンの一部などです。
 これらのガンに牛乳が影響を与えるのは、牛乳がホルモン漬け食品だからです。市販されている牛乳は、ホルモン濃度の高い妊娠牛から搾乳しているものも多いと聞きます。

 もう一つ見逃せないのは、牛乳に含まれるIGF-1(インスリン様成長因子)という物質です。IGF-1は細胞分裂を促進させる作用があり、子牛の成長になくてはならないものです。子牛は、生まれて数カ月間は、1日1キログラムも体重が増えるほどに成長が速い動物です。そこにIGF-1が関与していることは、容易に推測できます。
 このIGF-1は、同じ哺乳類の人間も体内でつくっています。人体がIGF-1を必要とする時期は、細胞分裂、つまり成長が盛んな乳幼児と思春期です。その時期を過ぎると、役目を果たしたIGF-1の分泌は、ゆるやかに低下していきます。

 ところが、人は牛乳という形を変えて、そのあともIGF-1を外から補充し続けるので問題が起こります。成長期を終えた大人が、細胞分裂作用の強いIGF-1を摂るとどうなるのでしょうか。
 その能力を最大限に発揮するのが、ガン細胞の分裂増殖の場面になってしまいます。牛乳がホルモン依存性ガンのリスクを高めるのは、こういう理由です。
(次回につづく)

  

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