2014年9月10日水曜日

魚②(脂質について)

 こんにちは。トップページに、セミナーと健康相談(カウンセリング)のリンクボタンが新設されて、とても分かりやすくなりました。
 セミナーとカウンセリングは、「セミナーだけ」「カウンセリングだけ」よりは、やはり両方とも受けたほうがよいでしょう。そうすることで、セミナーでの理論や知識が日常の食事と結び付き、カウンセリングでのアドバイスもより体系的に理解できます

 本土と離島の方にも、こういったものが早く身近になれば、と思っています。まずはセミナーの動画配信が、近い将来には実現することになると思います。
  カウンセリングについては、i Pad の facetime(テレビ電話のようなもの)を使えば、対面での相談も技術的には可能なようです。環境が整うまでには多少時間がかかりそうですので、とりあえず本院にお越しになる際には、ぜひカウンセリングも組み込んでください。

 今回は、魚に含まれる脂質についての話です。体内で固まりやすい飽和脂肪酸が多い肉に対して、魚介類に豊富な脂質は、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれるものです。テレビ通販や新聞広告などで、名前くらいは見聞きしたことがあると思います。
 アジやイワシ、サバ、サケ、サンマなどの青魚や、ジャコ、イリコといった小魚に多く含まれます。

 EPAやDHAがすぐれているのは、飽和脂肪酸とは逆に、体内で固まりにくいため動脈硬化を予防します。それ以外にも、中性脂肪やコレステロールを減らす、新陳代謝や老廃物排除の促進、炎症抑制、アレルギー疾患の予防、肝機能向上などの作用があります。
 マグロに多いDHAには、脳機能の維持・活性化の働きがあることが分かっています。

  このEPAとDHAは、青魚に豊富とはいっても、それは天然魚に限ってといってよいでしょう。海の世界では、プランクトンや海藻を小魚が食べ、それを中型の魚、さらに大きな魚が食べるという、食物連鎖が循環しています。その過程で、プランクトンや海藻に含まれるEPAやDHAが魚の体内に取り入れられます。

 養殖においても、かつてはマイワシ等の生餌が与えられていたようです。しかし、マイワシの減少などの理由で、次第に人為的なエサが与えられていることが多くなりました。
 現在、養殖業者でもっとも多く使用されているエサに、MP(モイストペレット)というものがあります。原材料は、脱脂粉乳、鶏卵、米糠、小麦、ビール酵母、大豆油粕、大豆レシチンなど。そこに、防カビ剤、酸化防止剤などの添加物が加わります。EPAやDHAといった良質な脂質は、ほとんど期待できません。

 スーパー等で魚を買うときには、天然魚を選ぶのがよいでしょう。しかも、丸ごと一匹がおすすめです。天然魚の中でEPAやDHAが含まれているのは、おもに頭部の目玉周辺だからです。
(次回につづく)
 
 

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