2014年9月2日火曜日

肉類①(農薬と脂質)

  おはようございます。9月になりました。「秋の夜長」といわれるように、夜が長くなることから9月は長月と呼ぶそうです。
 とはいっても、沖縄は今日も33℃の予想ですし、本土でも近年は夏が長くなっています。今年の場合、本土の8月は、尋常でない降雨量と日照時間の少なさ。もうちょっと夏が続いてもいいかもしれませんね。

 今週は、肉類をみていきましょう。肉はよいのか、悪いのか。これについては、栄養療法を実践する専門家でも意見が真っ二つに分かれています。
 並みいる識者を差し置いて、私がコメントするのも僭越ですが、今まで勉強した多くの材料を元に、私なりの見解を述べてみます。

 肉がタンパク源であることは違いありません。アミノ酸のバランス、つまりプロテインスコアは80台から90台と、比較的良質です。
 しかし、それでもデメリットが多すぎることから、肉の多食はおすすめできません。肉はときどきの楽しみ程度にして、タンパク質を摂るなら肉よりは魚を中心に、と私は考えます。
 具体的に、肉を食べることの問題点を挙げていきましょう。

 まずは残留農薬です。放牧を除いた家畜のエサは、コーンや大豆、小麦などの穀物です。そのほとんどは輸入品で、大量の農薬散布によって効率よく生産されたものです。
 しかも、農薬だけにとどまらず、その穀物は遺伝子組み換えである可能性が否定できません。アメリカ産のコーンに限っていえば、その88%は遺伝子組み換えといわれています。納豆や味噌を買うときに、遺伝子組み換えの表記を気にする人が多いかと思いますが、食肉の中に入り込んだものについては、意外と無防備です。

 つぎに考えなくてはいけないのは、肉に含まれる脂質です。肉というとタンパク食品というイメージが強いですが、、グラム当たりのタンパク質は、おおむね20%以下です。その分脂質が多くなります。

 その脂質ですが、肉に多いのは、融点(固体が液体化する温度)が高い飽和脂肪酸です。人間の体温は、鶏や牛、豚の体温よりも低く、それらに含まれる飽和脂肪酸を人の体に入れると、その中で固まりやすくなります。すると、動脈硬化の引き金になり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
 ただ飽和脂肪酸も、いい働きをするものもあるし、体内で必要としている部分もあります。ですから適量は必要ですが、摂り過ぎるとよくないということです。そのあたりは、来月(くらいには脂質のテーマに入っているはずです)くわしく説明させていただきます。
(次回に続く)
 
 
 

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