2014年8月22日金曜日

大豆②(イソフラボンetc.)

 おはようございます。前回、”夏こそ温熱”と書きましたが、少しだけ補足を。
 エアコンもなかった昔と違って、今はどこもかしこも「これでもかっ」といわんばかりに冷やします。
それに加えて、歯にしみるほどの冷たいドリンクやアイスなどを食べます。こういうことを続けていると、夏に冷え症の原因をつくってしまいます。
 私は弱冷房派です。温熱の仕事をやっているうちに、体がそれに慣れました。冷たい食品の飲み食いはしますが、ドリンクは常温に近づけて、スイーツは少量と決めています。

  ところで、頭がキーンとするくらいの冷たいビールを飲むのは、日本とアメリカくらいだということを知っていましたか。最近ではフローズンビール(泡を凍らせたビール)というのもありますね。さぶ~~っ!
 昨日たまたまテレビを付けると、BSジャパン『ガイアの夜明け』の中で、香港(中国)では常温のビールを飲む、という場面を映していました。理由は、胃の調子が悪くなるから。こちらのほうが良識に近いかもしれません。健康のことを考えると・・・。

 前置きが長くなりましたが、大豆食品には、前回紹介したもの以外にも、体の調子を整える成分、予防に役立つ成分がいくつか含まれています。

 まずはイソフラボン。イソフラボンは女性ホルモンに構造が近く、ホルモンの代役のような働きをします。それによって、更年期障害の緩和や閉経後女性の骨粗しょう症予防に役立ちます。
 乳がんの予防にもなる、というと驚かれるでしょうか。乳がんの約7割と一部の子宮体がん、卵巣がんは、ホルモン依存性がんといって、過剰なホルモンがそのがんの増殖につながるという性質を持っています。しかし、がん細胞の近くにイソフラボンがあると、ホルモンの身代わりとなって増殖をブロックします。

 大豆サポニンは、肝臓や血液中のコレステロール値を下げる過酸化脂質の発生を抑える、などの働きをします。過酸化脂質とは酸化した油のことですが、これが周囲の細胞や組織を連鎖的に酸化させていくので、非常にタチが悪いのです。
 これを防御するのが大豆サポニンです。豆乳は、大豆サポニンがもっとも多いことで知られています。

 今回もまた納豆に限定の成分ですが、納豆キナーゼは見逃せません。納豆キナーゼは、血液が固まってできる血栓を溶かします。血栓は動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。
 納豆キナーゼは効き目が最大12時間程度も持続します。脳梗塞や心筋梗塞は、明け方3時~5時頃に多く起こります。夜納豆を食べるとそれらを減らせる、といわれるのはそのためです。
(次回につづく)
 


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