2014年7月9日水曜日

アミノ酸のバランス①

 こんにちは。沖縄では、最強クラスといわれた台風も過ぎ去り、それに続く特別大雨警報も落ち着いてきたようです。が、これから台風ルートとなる地域、記録的な大雨が予想されている地域の方は、念には念を入れて警戒にあたってください。

 先週までの内容で、タンパク質を十分に摂る必要がある、ということはご理解いただけたかと思います。
 つぎに、どの食品からタンパク質を摂取するのが望ましいか、という話に移ります。タンパク食品であれば、なんでもかんでも闇雲に食べればいいというものでもありません。
 そのタンパク質の中身はどうなのか、分解・消化のしやすさはどうなのか、タンパク質以外の栄養素の質やバランスはどうなのか、ということも考えなくてはいけません。

 ここでは、タンパク質の中身について取り上げます。
 タンパク質は、その基本単位(最小単位)であるアミノ酸から構成されています。アミノ酸が数百から数千結合したものが、体を構成するタンパク質です。タンパク質を摂取すると、消化器系でその結合が断たれて、最終的に一つ一つのアミノ酸に分解されて、腸から吸収されます(順調にいけば、の話です)。

 腸から吸収されたアミノ酸は、一旦蓄えられたのち、体の要請に応じて、再びタンパク質を合成する材料として用いられます。それが、以前に説明した、構造タンパク質と機能タンパク質(6 / 25と6 / 27付ブログ)です。これを簡単に書くと、

タンパク質 → (分解) → アミノ酸 → (吸収・貯蔵)(合成) → タンパク質 ということです。

 アミノ酸には、20種類あり、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分かれます。
 必須アミノ酸とは、体内で合成できない、つまり食物から摂らなければいけないアミノ酸のことです。必須アミノ酸は9種類です。それ以外は非必須アミノ酸といい、体の要請に応じて体内で合成できます。

 食事からタンパク質を補給する場合、大切なのは必須アミノ酸のバランスです。体を構成する必須アミノ酸の比率と同じ、もしくは近い比率で必須アミノ酸が含まれているものほど、効率がいいということになります。
 この摂取効率を示す指標を、プロテインスコアといいます。健康関連本のなかには、アミノ酸スコアという言葉もよく見かけますが、考え方はほとんど同じです。プロテインスコアと比べると、やや基準が甘く、アミノ酸バランスの優劣が少々分かりにくくなります。
 しかがって、このブログではプロテインスコアを用いて説明させていただきます。

 いずれにしても、この説明だけでは分かりにくいと思いますので、次回もう少し噛み砕いて記述します。
(次回につづく)
 

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