2014年6月27日金曜日

代謝も免疫もタンパク質

 おはようございます。沖縄は、ようやく梅雨明けです。本土の方からしてみれば「早い!」ということになりますが、梅雨入りも5月の連休からと早かったので、50日を超える長い雨季でした。雨量もその分多かったので、この夏は生活にも農業にも困らないことでしょう。

 では、ブログの続きです。前回は構造タンパク質の話でしたが、今回は機能タンパク質です。
 機能タンパク質は、体内でのさまざまな化学反応に関わる物質、体の働きを調整する物質、輸送に関わる物質の材料のことです。
 
 例えば、血液成分のほとんど。おもに酸素を運搬するヘモグロビン、免疫を担う白血球(リンパ球など、さらに細かく分類される)、同じく免疫に関わるグロブリン(5種類あることがわかっています)、止血作用をする血小板、各種栄養素を運搬するアルブミンなど、血液のほとんどはタンパク質が材料です。
 
 血液のほかにも、体内での化学反応の触媒をする酵素、体内で特定の器官の働きを調整するホルモン、神経細胞や筋肉細胞に興奮または抑制の作用を引き起こす神経伝達物質。それ以外では、細胞が物質の出し入れをするポンプのような役割をするタンパク質、特定の物質と結合して目印となるタンパク質もあります。

 なかでも酵素は、ありとあらゆる生命活動そのものを支えているものであり、酵素なしでは人は一瞬たりとも生きていけません。
 食物を細かく分解して吸収させるのも酵素。農薬や添加物、重金属など、体にとって有害なものを解毒、排泄するのにも酵素は不可欠です。体を酸化、つまり錆びさせる活性酸素の除去に働くのも酵素です。
 
 屋比久先生の『病気にならない体の温め方と栄養力』にも、「私たちがタンパク質を必要とする第一の理由は、酵素の原料を補給するためと言ってもいいかもしれません」(P64)という記述があります。酵素は病気になるかならないかの重要なカギを握っている、ということです。

 体を構成している材料も、その体の機能を維持する物質も、タンパク質なくてはつくれない、ということをご理解いただけましたか。
 しかも、これらのタンパク質は、つねに新しいものと古いものとが入れ替わっています。タンパク質も一定期間が過ぎると、劣化して寿命を迎えるからです。臓器のうち、胃は5~7日、膵臓は3~4日、腸の吸収細胞というところは、わずか1日半と、そのサイクルはかなり短いです。
 
 このサイクルに対応するために、新しい材料を必要なだけ入れ続けないといけません。不足してしまうと、役目を終えたはずのタンパク質に、ムチを打って働き続けてもらうことになります。機能低下は目に見えてます。この状態が続くと、いずれ病気に至ります。
 ここに、タンパク質摂取の重要性があります。
 
 
 
 

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