2014年6月23日月曜日

健康に必要な栄養素とは

 おはようございます。今日は、沖縄にとって大切な日です。本土にお住まいの方も、沖縄から発信される情報に、ぜひ関心をお寄せください。

 さて、話の続きです。カロリー管理では、タンパク食品のどれもこれもが、1g=4kcalでひと括りにされるということでしたが、それについては脂質も同じです。タンパク質についで、体の主要な構成要素は脂質です。
 
 脂質についても、良質でしっかり摂っていただきたい油もあれば、適量は必要だが大量に摂ると弊害がでる油もあります。それどころか、危険性が指摘されていて、量は関係なく摂るべきではない油もあります。油の優劣の差は、タンパク質以上に開きがあります。 しかしながら、カロリーの世界ではやはり、脂質は1g=9kcalで括られて、そのクオリティについて議論されることはありません。
 
 タンパク質や脂質を単なるエネルギー源と見なした結果が、病気だらけの現状を招いているような気もします。

 カロリー管理の不足点をもう一つ挙げるとすれば、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル(※)の扱いです。この3つは、いずれもカロリーゼロであるために、カロリー管理の対象に入りません。ですが、次の場面で重要な役割を果たします。

①細胞や組織の合成、修復、分解に働く

②体内で、栄養素のつくり変え(変換)に働く

③タンパク質や脂質でつくられる、ホルモンや神経物質、免疫物質を十分に働かせる

④タンパク質や脂質が、活性酸素に攻撃されるのを防御する

⑤エネルギーそのものではないが、エネルギーを生み出すときに、その手助けをする
 (ファイトケミカルは、おもに④の抗酸化作用と、単独で免疫賦活作用に働きます。)
 
 ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルは、一部を除いては体の材料やエネルギーにはなりません。しかし、代謝、免疫の維持・向上、細胞の抗酸化など、健康ために欠かせない栄養素です

 現在でも、栄養学といえばカロリー管理のことだと思っている人が多いようですが、そうではないと感じ始めていただけたでしょうか。
 私は、体をつくっている栄養素、その合成や修復に必要な栄養素、免疫の維持・向上に関わる栄養素、排泄・解毒や活性酸素の除去に関わっている栄養素、そのすべてに関係するエネルギー(の材料ではなく)代謝に必要な栄養素こそ、大切だと考えます。

 このブログでは、そのなかのタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの4つを、よりクローズアップします。次いで、ビタミン、ミネラルと切っても切れない関係の酵素を取り上げ、免疫力と深く関わる善玉菌ファイトケミカルについて解説します。
 次回からは、さっそくタンパク質の話に移ります。

※ファイトケミカル=植物に含まれる、機能性成分の総称


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