2014年6月20日金曜日

体の材料は何か

 おはようございます。このブログは、初心者の方でもやさしく理解できることを心掛けて書いています。分かりずらい箇所などありましたら、ぜひお問い合わせください。

 さて、3大栄養素という言葉をお聞きになった人は多いでしょう。タンパク質、脂質、炭水化物のことです。この3つは、すべてエネルギーに変換可能です。カロリー管理では、
 タンパク質は1g=4kcal(キロカロリー)  脂質は1g=9kcal     炭水化物は1g=4kcal
と計算され、エネルギーの対象になってしまいます。
 とはいっても、タンパク質、脂質、炭水化物は、同じものではありません。

 人間の体が何からつくられているか、ご存知ですか?平均すると、
 水が65%、タンパク質が16%、脂質が14%、微量ミネラルが5% 
くらいです。
 
 水もタンパク質も脂質も、すべて元素に分解したら、炭素、水素、酸素、窒素、というミネラルの化合物です。微量ミネラルとは、その4つ以外のミネラルのことをいいます。
 体の3分の2が水です。どのような水をどのくらい飲むかということは、もちろん重要です。水についてもいずれ触れますが、このブログでは、おもに食事・食物と、そこに含まれる栄養素について説明しますので、ひとまず水は置いておくことにします。上記の割合から水を除くと、
 タンパク質が46%、脂質が40%、微量ミネラルが14% 
くらいになります。
 
 つまり、3大栄養素のうち、炭水化物は体の材料にはならず、エネルギーとしてのみ消費されますが、タンパク質と脂質は体の主要な構成要素です。タンパク質と脂質は、エネルギーにもなることはなりますが、先にエネルギーの対象として考えてしまうと、体に必要な材料が不足してしまう可能性があります。
 カロリー管理の落とし穴の一つは、そこにあります。

 説明したように、体の最大の構成要素は、水を除けばタンパク質です。タンパク質を摂取できる代表的な食品としては、肉、魚、卵、大豆、牛乳・乳製品があります。これらは同じタンパク食品とはいっても、タンパク質の摂取効率、分解のしやすさ、タンパク質以外の含有栄養素、農薬や有害物質の有無など、さまざまな要素を比較すると、優劣の差が大きく開きます。病気にならないための栄養学は、この点をじっくり追求していきます。
 
 が、カロリーの世界では、どれもこれも関係なくタンパク質は、1g=4kcalでくくられて、足し算の1部分になってしまいます。困ったものです。
(次回につづく)


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