2014年6月10日火曜日

医者と栄養学

 おはようございます。7日(土)~8日(日)は東京に行ってました。
 現在、東京のあるドクターが主宰している、分子栄養学実践講座というものを受講していて、その勉強会に参加するためです。約70名くらいの人が出席していました。私は今回が2回目ですが、驚かされるのは、その中に数名、本当に碩学(せきがく)の人がいて、自分の勉強不足を痛感させられます。よく解釈すれば、まだまだ伸びしろが残っている、ということになるでしょうか。
 
 この勉強会ですが、参加者のおおよそ3分の2くらいが医師、または歯科医です。どちらかというと歯科医が目立つようですが、この講座になぜ歯科医が多いのか。これについては、とても重要なことですので、このブログでも必ず取り上げます。

 いずれにしても、医者といえば、ひと昔前までは栄養に関しては無知、無関心というのが常識でしたが、少しずつ流れが変わっているようです。 全体のなかでは、まだほんの一握りに過ぎませが、今後このような講座に参加する医師が増えれば、予防にも治療にも栄養療法が欠かせない、という常識が根付くのではないかと期待します。

 ところで、大多数の医師は、なぜ栄養学を勉強しないのでしょうか。多少の推測も混じりますが、いくつか列挙してみます。

1.医学部のカリキュラムに、栄養学の講義がある大学がほぼまったくない。あるとしても、数時間程度でおよそ体系的な学問とはいえない。(これは事実です。)
2.医師になってからは仕事が忙しく、栄養学を勉強している時間がない。または自分の専門分野の勉強で手いっぱいで、栄養学までは回らない。(これも大体当っていると思います。)
3.食事のアドバイスや栄養指導をしても、お金(診療点数)にならない。
4.大学病院など大きな病院では、診察や治療の方法が厳格に決められていて、栄養療法などの違うやり方はできない。(3と4は、いくつかの本に書いてあったことです。)
           そして
5.大学病院など大きな病院では、管理栄養士がいる場合が多いので、医師が栄養学を勉強する必要がない。

 管理栄養士は、国家資格です。難しい学問をしっかり勉強した人たちです。管理栄養士が臨床で栄養療法を生かしているのであれば、医療の現場も先が明るくなるのですが、どうもそうではないようです。そうではないからなのか、先日の勉強会にも管理栄養士の女性が参加していました。
 この点を、次回お話します。

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