2018年8月18日土曜日

最後の研修~修了

1週間の研修が先ほど修了しました。
ここ1~2年の加盟店研修は、実技の部分を近隣の加盟店オーナー様に委託し、修了後に本院で学科講習(生理学、栄養学)を集中して行う、という形式を採っています。

今回の受講生の方は、本業はヨガのインストラクター。やはり数週間空けることはできないので、実技は通いで、お盆休みを利用して沖縄にいらっしゃいました。
この形式を導入したことで、スケジュール調整で四苦八苦していた方でも、受講が容易になりました。


1週間の研修は、4週間かけて行うものとは多少違った空気になります。4週間の持ち時間があれば、普通にやっていれば、伝えるべき重要な項目はすべて網羅できます。
1週間と時間が限られている場合は、優先順位をハッキリさせて取捨選択していかないと、重要事項を講義できずに終わってしまうこともあります。

4週間はそれはそれで体力的にキツイですが、1週間ではより高い集中力が必要です。
が、最近では、この1週間の緊張感をも楽しんで研修を行うようにしてします。

そして、毎回思うことですが・・・
向上心の高い人と、ほどよい緊張感の中で充実した時間を過ごす。そういう場が持てることをありがたく感じています。
ここで一旦、研修はひと区切りつけようと思いますが、可能であれば何らかの形でまた実施できればと考えています。

2018年8月13日月曜日

最後の研修

本日から1週間の研修。生理学および栄養学の学科講習が中心となります。

受講生は、名古屋市からの女性。この方、復帰間もない昭和47年に家族の転勤で那覇市に移り、数年間住んでいたそうです。
私が初めて訪れた昭和60年でさえ今とはまったく違う光景でしたが、まだ右側通行だったこの頃の沖縄はどんな感じだったのでしょうか。


今回の研修は、北中城本院では最後となる予定です。
私自身も13年前に学んだ同じ部屋で、悔いが残らぬよう力を出し切りたいと考えています。

2018年8月10日金曜日

糖質オフ・サンド

犬のレシピを見せられてもなぁ~、と思っている人もいるでしょう。
だからというわけでもありませんが、先日、弁当をつくる時間がなかったときに急ごしらえした「糖質オフ・サンドウィッチ」を紹介します。
いつもながら、見栄えは切り捨てていますので、ご了承を。

使うパンは、ローソンの「ブラン入り食パン」。ブランとは、小麦のふすまのことです。
通常の食パン(6枚切り)が1枚当たり(60g)の糖質が26.6gのところ、ブラン入り食パンは13.3gで、ちょうど半分です。

それをトーストして、卵焼き(2つ分)をのせます。


その上にスライスチーズ。


野菜も大切。トマトを豪快にのせます。


レタスをかぶせます。


もう1枚の食パンではさんで完成!


糖質の合計は、私の計算で31.3gです。
カロリー(エネルギー)不足にならないように、食パンにオリーブオイルを塗る、などの手立ては講じています。


ローソンでは、ブランパン(1個当たりの糖質、わずかに2.2g)やブラン入り食パンをはじめ、10種類以上の低糖質パンやドーナツなどを販売しています。

2018年8月3日金曜日

人も犬も、まずは食事ありき

ペットショップに行くと、フードと並んでサプリメントも所狭しと並んでいます。

酵素サプリなんて、人間向け商品でもその存在を知っている人は少ないはず。ペットの健康志向も、まさに人間並みです。

もちろん、サプリ以前に普段の食事が大切なのは、人も動物も同じ。
そんな折、週刊新潮の最新号にこんな記事が掲載されていました。

安価なペットフードの多くは、ここではとても書けないほど、とんでもない原料を使用していることは知っていました。
そこで、先月から我が家に仲間入りした小犬「チョコ」には、厳選したものを与えています。
完全無添加で「人が食べられる」食材を使っています。



もう一つが、以前にも書いた。犬を飼っている知り合いなどは、卵を食べさせている話をすると、皆さん驚きます。
チョコの場合は、写真の奮発したエサよりも美味しそうにムシャムシャ食べます。

さらに卵の殻を混ぜて、犬にとって大切なカルシウムを強化するという手の込みよう。
簡単にその手順を。


まずは殻を少しだけ取って、すり鉢に入れます。

すり棒で粉砕し粉にします。

それを溶き卵に混ぜます。

柔らかめの卵焼きをつくります。

食べやすいように細かく切って出来上がり。
一食で与える量は、卵1個の3分の1。もっと出しても食べますが、ほかのフードが食べられなくなるので。

アツアツでも冷えたものでも、とにかく卵が好きなチョコ。
やはり自然の食べ物が一番なのでしょう。

完食!  皿の縁(ふち)に残った小さなかけらまでキレイに食べ尽くします。

2018年7月28日土曜日

すい炎・すい臓がんの予防②

前回のブログで、すい臓がんを発症する3大原因として、

①アルコールの過剰摂取
②胆石
③糖尿病

の3つを挙げました。②と③に関して、簡単に説明します。


胆のうでつくられてしまった胆石が何かの拍子で胆のうを飛び出すと、胆管を通って十二指腸へ向かいます。十二指腸への出口を十二指腸乳頭といいます。
胆石が大きい場合、しばしば十二指腸乳頭で詰まってしまいます。

一方、膵臓でつくられた膵液は、膵管を通って、やはり十二指腸乳頭から十二指腸に分泌されます。
つまり、胆管と膵管は十二指腸乳頭で合流しています。合流しなければいけない理由があるからですが、ここでは割愛します。

胆石が十二指腸乳頭で詰まると、膵液も流れを塞がれて、十二指腸に出れなくなります。
すると、膵管が脹れあがり、膵液の一部が漏れ出してしまいます。この膵液にはタンパク質の消化酵素(トリプシンなど)も含まれており、タンパク質でつくられるている膵臓自信を分解しようとします。
これが炎症の始まりであり、がん化の始まりでもあります。


糖尿病を発症すると、上がった血糖値を下げようとして、すい臓がインスリンを大量に分泌します。その状態が継続すると、やがてすい臓は疲弊して炎症を起こし、すい臓がんのリスクが高まります。

糖尿病の原因としては、糖質の過剰摂取、運動不足、肥満、ストレス等が考えられます。
糖尿病が進行すると、がんのリスクだけではなく、網膜症、腎不全、神経障害をはじめ、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症などのリスクも上がります。

2018年7月24日火曜日

すい炎、すい臓がんの予防

おはようございます。
現在発売されている雑誌です。

この1年だけでも、すい臓がんを患った方の話を数件聞きました。
すい臓がんは、すべてのがんの中でももっとも5年生存率が低いがんとして知られています。

その理由として
1.すぐには症状が出ない。症状が出ても、腰痛と勘違いして時間とともに進行してしまう。
2.他の臓器に隠れて体の奥深くにあるので、発見しにくい。
3.肝臓などの臓器やリンパ節に転移しやすく、発見されたときには手術不可能なケースが多い。
4.手術可能だとしても、「2」の理由から手術は非常に困難で、小さながん細胞を取り残してしまう場合が多い。

などが考えられます。

1.の「すぐには症状が出ない」は、すい臓に限ったことではありません。肝臓や腎臓にしても同じです。
ただ肝臓や腎臓の場合は、医療機関での血液検査でそれぞれ複数の検査項目があります。特定検診を定期的に受診していれば、大病する以前にシグナルを受け取ることができます。

すい臓に関する血液検査項目は、あるにはあるのですが(AMYアミラーゼ)、特定検診には記載されないために未病のサインをキャッチすることができません。
すい臓がんこそ予防の意識が大切になります。

すい臓がんには、慢性すい炎が進行して発症するタイプと、慢性すい炎を経過しないで発症するタイプがあります。
ひっくるめて、すい臓がんの3大原因を挙げると、
① アルコールの過剰摂取
② 胆石
③ 糖尿病
ということになるでしょう。

アルコールが害をもたらすのは、なにも肝臓だけではありません。
(つづく)

2018年7月17日火曜日

人も犬も「予防にまさるものはなし」②

犬の栄養学を学習していくと、さまざまなことが分かってきました。

ドッグフードの原材料表記を見ると、人の食品には必ず表記義務がある、タンパク質、脂質、炭水化物の含有量のうち、炭水化物が抜けています。
※灰分とはミネラルのことです。

どういうことなのか、調べてみると、

・犬は炭水化物(糖質)の消化酵素アミラーゼを持たない。したがって、糖質を消化することはできず、糖質が含まれていても犬の栄養にはほとんどならない。
そのため、表記義務から外されているのでしょう。

その代わりに重要になってくるのが、タンパク質。タンパク質は大量に大量に必要です。
なんだか分子栄養学とあまり変わりません。

少し違うのは、
・犬にとっての必須アミノ酸は、人の9種類にアルギニンを加えた10種類であること。
消化率がよいのは肉や魚の動物性タンパク質で、植物性タンパク質の消化率は極端に落ちる。

驚いたのは、肉や魚よりも消化率にすぐれるのはであること。

しかも、卵はほぼ糖質ゼロ(60g中、わずか0.2g)の食品ですので、その点でも犬向きです。

さらに、卵にはビタミンCを除くすべてのビタミン、およびミネラルが含まれます
そのビタミンCは、犬の場合は体内で適量を合成できるので問題ありません。
(霊長類を除く哺乳類は、ビタミンCを自ら合成できます)

ただし、生卵は厳禁。卵白に含まれるアビジンという成分が、ビタミンB群の一つビオチンの吸収を阻害するからです。
これは、人の場合も同じです。


現在のご飯は、卵1個を1日3回に分けてそぼろ状にして、ドッグフード(これも商品を吟味中)に混ぜています。


もう一つ大切なのがカルシウム。カルシウムは、体重1kg当たり100~120mgグラムくらい必要だと言われています。愛犬は今1.3kgなので、130~150mgくらい必要です。
ちなみに、成人男性の推奨量が1日600mgなので、体重当たりにすると10倍強になります。

そこで、カルシウム豊富な卵の殻を煮沸殺菌したのち粉砕し、粉にしたものをそぼろ卵にホンの少量混ぜることを始めました。
煮沸しないと、サルモネラ菌、もしくは次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤が残留している可能性があります。

殻のカルシウムは吸収にすぐれ、これは人にも有効だという研究もあります。

ちなみに、Mサイズ卵の殻1個分には約2g(2000mg)のカルシウムが含まれます。



愛犬チョコは、ヒトの年齢に直すと2歳未満。今から栄養に配慮した食事を与えてあげれば、病気をせずに長生きするでしょう。
長寿も大切ですが、なにより病気をしないでほしいと願います。
(リラックスし過ぎ)

安価なドッグフードに比べればコストも手間ひまも掛かりますが、つまるところ、それは高額な医療費が不要になります。
その考え方は、人とまったく同じです。


そんな気持ちを知ってか知らずか、チョコは幸せそうです。