2018年4月22日日曜日

残留農薬

イチゴが旬の季節です。
もっとも甘く、もっとも安い、夏のマンゴーと並んでフルーツ的には一番いい時期かもしれません。
最近は沖縄でもハウス栽培でイチゴが収穫されているようです。ただ生産量が少ないため、スーパーで購入するのは九州産のものがほとんどです。
九州産といえば、福岡県不動のブランド「あまおう」を真っ先に選んでいましたが、去年からは「復興応援」の願いを込めて熊本産のイチゴを意識して選んでいます。


そんなイチゴのシーズンに水を指すような記事を見つけました。
ホントに記事の通りなのかは分かりませんが、相応に農薬が残っていいるのは間違いないようです。


そうであれば、多少でも除去したいものです。
いくつかあるアイテムのなかで、お手頃なのはコチラ。
ホタテの貝殻を焼成して粉砕、パウダー状にしたものです。どういう原理かは知りませんが、これが農薬を吸着するようなのです。
ボウルに水を溜めてパッとひとふり、数分浸すだけです。果物、野菜以外にも米の農薬除去にも威力を発揮します。

2018年4月17日火曜日

うれしい悲鳴!

東京での分子栄養学講習が約1ヶ月後に迫ってきました。
今回で4回目。内容も、基礎固めの段階から、だんだんと実践的、応用的なレベルに移行しつつあります。
と、そこに・・・

最近アシスタント研修を終えたばかりの、いずれも新しく若い方3名から、「自分も受講したい」との申し出が。

こんなに嬉しいことはありません。未来の琉球温熱を担ってくれるであろう人たちが、積極的に勉強したいと言ってきたのですから。

ただ・・・

この講習は積み上げ式で続けているので、まったく白紙状態の人がいきなり参加するというのは、かなり無理があります。せっかく受講しても、ちんぷんかんぷんのまま終わったのでは申し訳ないし。

それでも、せっかくの意欲、溢れんばかりの向上心は受け止めたい。また、首都圏エリアにおける昨年からのいい流れに棹さして、さらに盛り上げたい気持ちもあります。

そこで・・・

急きょ予定より1日早く上京して、3人のための予備講習を行うことにしました。
そのあとの講習を何とか7割くらい理解できることを目標とした、応急的な内容です。

こういう講習は、もちろんはじめてです。20日からの本講習よりも難しいような気がしますが、決めたことなのでチャレンジしてみましょう!

ここからの1カ月間は、本講習と予備講習とを並行しての準備です。

2018年4月13日金曜日

10万kmの臓器③

毛細血管の話をもう少し。
2週間ほど前、たまたまNHKでゴースト血管を取り上げた番組を放映していました。
毛細血管の劣化が進むと、まずは外側を取り囲む壁細胞が剥がれ、そして内側の内皮細胞の隙間から血液成分が漏れてしまいます。
こうなってくると毛細血管の役目を果たさなくなり、やがてゴースト化します。
毛細血管のゴースト化が引き起こす疾患は、認知症をはじめ、骨粗しょう症、肝機能、腎機能低下など、さまざまです。
なかでも、認知症は見過ごせません。近年、介護が必要となった原因として、脳卒中を抜いて認知症がトップになっています。
認知症のリスク要因として、大脳の白質病変というものが注目されています。白質病変は脳の虚血性変化、簡単に言えば血の巡りが悪くなることで発生します。
裏を返せば、毛細血管のゴースト化を防ぐことで、認知症も予防できるということです。

丈夫でしなやかな血管を維持するために、たんぱく質を十分に摂り、ビタミンCもたっぷり入れます(血管壁の材料であるⅠ型コラーゲンの生成に必要です)。
そこに血液をしっかり流さなければいけません。日頃から体を温めるのが一番です。
ビタミンEイチョウ葉エキスが、その助っ人として働きます。

2018年4月8日日曜日

10万kmの臓器②

各地で寒の戻りになっているようです。こんなときこそ温熱療法でしっかり温めて、毛細血管をしっかり拡げたいものです。

毛細血管は総延長10万kmとは言いますが、その人の血流の良し悪しで増えたり減ったりします。
筋肉や脳も鍛えなければ衰えるのと同様に、毛細血管もそこにしっかり血液を流してあげなければ、「オラ、あまり使われていないようだから、サボろ~」となって劣化していくわけです。

医療機関等で、爪の生え際の毛細血管を観察出来るスコープがあります。 

血流がよい毛細血管の場合は、1本1本がピンと立って形状がハッキリしています。
血流が悪い毛細血管の場合は、次第に原形をとどめなくなり、
この状態が続くと やがて脱落し、消えてなくなります。


このことを毛細血管のゴースト化というそうです。ゴースト化が進むと細胞への酸素、栄養の供給が滞ります。そういった細胞は生き続けることができなくなります。
毛細血管の減少とともに、細胞もまた数が減少します。
すると、時間を掛けて健康レベルが低下していきます。

それだけ血流は重要です。温熱療法で血管を広げて血流を促進する大切さは、まさにここにあります。
栄養学的には、血管の材料であるタンパク質、血管壁に存在するコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを十分に摂取しなければいけません。
血管を広げるビタミンE脳の場合はイチョウ葉エキスも有効です。

生活習慣でいえば、ストレスは大敵です。交感神経優位の状態では、毛細血管は収縮して血流は悪くなります。
忙しいさなかにも、合い間合い間に緊張を緩める時間を持ちたいものです。とくに夜は、心身ともにリラックスして眠りにつくことが大切です。もちろん運動や入浴も必要です。

毛細血管のゴースト化が起きても、そこから血流と栄養状態が好転すれば毛細血管は復活します。これを読んだ今から、地球2周半分の毛細血管を大事にしましょう。

2018年4月3日火曜日

10万kmの臓器

上の写真は、マイカーの走行メーター。新車3台目にして初めての10万km到達です。
10万kmというと、だいたい地球2周半分です。じっさいには地球の裏側にさえ行ったことはありませんが、前半は九州、後半は沖縄本島という限られたエリア内の運転で、それだけ走行したことになります。
そういえば昔のメーターだとゼロに戻ったので、還暦を迎えたような気分が味わえたのですが、今は普通に6桁に突入してしまいます(残念!)。

メーターの話はそこまで。
生理学の世界で10万kmと聞いてピンと頭に浮かぶ人は、かなり勉強されている方です。
人体で総延長10万kmもの長さを持つ、ある物とは・・・

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毛細血管です。血管には大動脈(静脈)、中動脈(静脈)、小動脈(静脈)、細動脈(静脈)とさまざまな血管が存在しますが、総延長の99%を占めるのは、ごく微細な毛細血管です。
毛細血管は、その外径が10ミクロン(0.01mm)、内径はわずか5ミクロン(0.005mm)。その中を赤血球などが流れて、体の隅々の細胞まで酸素や栄養を届けます。

全身のどの細胞も、毛細血管から30ミクロン(0.03mm)以内に存在しています。近くの毛細血管から流れてきた血液から酸素や栄養を受け取り、逆に二酸化炭素や老廃物を渡します。
細胞は、その生存自体を毛細血管に依存しているといっても過言ではありません。

毛細血管は全身に張り巡らされているので、脳や肝臓、腎臓といった主要な臓器でも大切な役割を果たします。

臓器のなかで、もっとも血流の多いのが脳です。脳は酸素消費量が多く、血液の約15%を必要とします。日中活動している間はもちろんのこと、寝ている間にも記憶を司る海馬に記憶を定着させるなど、脳は24時間フル回転です。
それが潤滑にいくかどうかは毛細血管の血流次第です。

肝臓も、解毒作用など肝機能を促進するために血液を送ると同時に、その機能を担当する細胞に栄養を送って肝臓の働きを支えています。
腎臓には糸球体という毛細血管のかたまりがあり、ここで血液はろ過されて尿がつくられます。ここで毛細血管が丈夫でないと、老廃物はろ過されず体内に残ってしまいます。

毛細血管は、各臓器の機能を果たすところと、それを支えるところで働いています。
(つづく)

2018年3月29日木曜日

生理学講習②

今回の生理学講習は、循環器系、消化器系、神経系、内分泌系・・・ と、たんに教科書的、網羅的には行いませんでした。
時間が限られていることもありましたが、すでに経験を積んでいる温熱施療師がおもな対象であったため、施療と連動させてテキストを組んでみました。

腎臓と副腎は同時に熱入れができるので同時に取り扱う。腎臓で泌尿器を、副腎で内分泌系を勉強し、それに続く仙骨で自律神経とデルマトーム(皮膚神経の分布)を学ぶ、といった感じです。
「この臓器はどこから、どちら側から入れるのか?」は、皆さんとくに関心が高かったかもしれません。

テキスト、配布資料、人体模型、一緒に持ち込んだ温熱器(ダミー)を組み合わせて説明することによって、ある程度は「施療と連動させた生理学」の形になったような気がします。
なかでも3Dで伝えられる人体模型は、リアルな”生理学”にするための必需品です。手間ひま掛けても持ち込んで正解でした。

もちろん、栄養学との関連も大切です。
たとえば、「副腎皮質ホルモンのコルチゾール(糖質コルチコイド)をつくるときに大量のビタミンCを消費する。だからビタミンCをたっぷり摂る必要がある」。一方で、「副腎皮質は脂質を材料としてつくられている。だから酸化しないようにビタミンEも充分入れておく必要がある」といった具合です。

温熱施療と栄養学を組み合わせた生理学の講習は、考えてみれば今回が初めてです。一定以上の経験者が対象の場合は、このスタイルがいいのかもしれません。
もっとも、カリキュラムづくりは簡単ではありません。さらに完成度の高いものをつくって、また違うエリアで実施できればよいと考えています。

さいごに、今回お世話になった新潟市秋葉区加盟店さんのHPをリンクいたします。



2018年3月24日土曜日

生理学講習①

20年ぶりに、やってきました新潟へ(18日)。
かつては、仕事でしばしば行き来していた所。昔をたどれば、学生時代に演奏旅行で訪れた思い出の地でもあります。

今回は、新潟市秋葉区加盟店(ヘリオトロープ小須戸本店)のお招きで、19~20日の2日間、生理学講習を行うための出張です。
↑  ↑  ↑ 新潟市秋葉区加盟店

新潟のスタッフの皆様は、昨年の栄養学講習(東京)を毎回熱心に受講されました。
今回の目的の一つは、その栄養学の理解を深めること分子栄養学は、元々分子生物学の土台の上に構築されているからです。
目的のもう一つは、温熱施療をさらに効果的なものにするためです。体のしくみや働きを深く知ることにより、与えられた時間のなかでお客様のニーズに最大限応える施療を目指すことができます。

が、その前に、3月9日付ブログで記したように、まずは臓器の正確な位置を知ることが必要です。
そこで今回は、本院にある人体模型を講習会場に持ち込みました。
(テーブルの上に臓器が散らばっています)


会場は、店舗近くにある「小須戸まちづくりセンター」。新築まもないキレイな建物で、研修室、会議室などレンタルスペースが複数あります。
地元に人気の施設で予約もままならないため、初日の午前中は和室での講習になりました。
大正琴教室のような雰囲気ですが、ど真剣の生理学講習が始まりました。

(つづく)